霞と半冷半燃 ページ11
「A」
……母さん。
「母さん、Aには一時会えないわ。」
…うん。
「でも、母さんはちゃんとAを見守ってるから…だから…
元気に育ってね。それが、母さんの願いです。」
…うん
"…目を覚ます時よA。
…
またね……"
…さようなら。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『ん……かあ、さ…』
「アアアアアア!!Aちゃんが起きましたァア!!
天元さまぁ!!Aちゃ、ちゃんが、お、起"きま"したァあ!!」
…耳元で叫ばないでください須磨さん…
どうも。Aです。
母の夢を見て起きた後に第2の母に速攻抱きしめられてます。
須磨さんが叫んだことでドアの外が騒がしくなる。
1番最初に来たのは…
「うるさいよ須磨！もう少し静かに報告は出来ないのかい!?」
怒ると鬼のように怖いまきをさんだった……
まきをさんの後ろから雛鶴さんが顔を見せ
「大丈夫？」
と、聞いてくれた。多分この3人の中でも1番母親に向いてる人だ。
なんで師匠は須磨さんを母親として選んだのか。
……別に須磨さんが嫌という訳では無いが。
後ろでは須磨さんとまきをさんがまた言い合いをしている。
その2人の言い合いを雛鶴さんが止めに入る。
前世ではよく見た光景だった。
2人とも言い争う前に私の心配してよ…
そう思ってるとまたドアが開かれた。
「おう、随分長い眠りだったなA」
『し、ししょぉーー！！！』
「うぉ、なんだ、そんなに宇髄様に会うのが嬉しかったのか？」
師匠の顔が私の目に飛び込んだ瞬間、私を抱きしめていた須磨さんを押しのけ
(ごめん須磨さん)
師匠に抱きついた。
「あーーー!!ズルいです！あたしも天元様に抱きつきたい！」
『師匠の片目と片腕復活してるー!!良かった、よ"か"ったァあ"あ』
私の泣き声と須磨さんの嫉妬の声。
師匠はなんとも言えない顔で2人の相手をし
須磨さんの後ろに控えていたまきをさんがキレてキレたまきをさんを抑える雛鶴さん。
この光景も懐かしすぎて
また涙が零れた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
話を聞く限り私は約3日は寝ていたらしい。
私と師匠のことは3人とも生放送で見ていたらしく
その後ボロボロの私を連れて帰ってきた師匠をみて須磨さんがずっと泣いていた(らしい)。
私が寝ている間のお世話をしていたのも須磨さんでいつも一生懸命していたのでまきをさんが驚いたとか。
私が眠っている間の話をしている時
ドアの外から懐かしい足音が聞こえた
この音は＿＿＿＿…
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赤みの黒(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！無理せず頑張って下さい！ (2020年11月5日 9時) (
レス) id: b60d53a004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年8月14日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
Yes！！ - 面白いです!！更新を楽しみにしているので（無理の無い程度に）頑張ってください!応援してます!！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
青春を返せ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月16日 13時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新されるの楽しみ待ってます！！！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: a9119a2c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｽｩｯｯ x他1人 | 作成日時：2019年5月31日 18時
