文スト学パロ！3【双黒】

されどここは横浜 ページ2

「普段サボりまくってんだから偶には働け」


太「全くもう……この数年、或る組は規模が縮小していっていた。組の存続の為、其の組は横浜の不良と繋がりを持ち始めたらしい
ヤクザという大きなバックを得た不良集団は大きくなり、軈て下手に手の出せない程の規模になってしまった。其の組と対立していたのが"坂口組"…安吾の実家だ」


「理事長達と監視はしていたものの手を出せないでいた所に入学して来たのが中学で名を挙げていた"双黒と神"…プラスワン」


立「おい、プラスワンって俺の事か？」


私に負けて2人に負けたお前はプラスワンで十分だろうが表番長。お前のメンツなんざ1年前に潰したわ


「此れ…彼奴等がヤクザと関わってる証拠とやらかしてる諸々の証拠です」


安「…そんな物まで」


鞄から取り出したファイルを持ち上げて見せる


「既に安吾の家に送付済みだよ」


太「そして彼等はもうヤクザから手を引く…まぁ、もう既に手を回しているんだろう？安吾」


安「……本当に、末恐ろしいですね。君達の将来が思いやられます」


「犯罪になんか走りませんよ」


福「…何故無謀な争いに首を突っ込んだ」


理事長の言葉に思わず3人でキョトンと顔を見合わせた


中「無謀なんかじゃねェよ」


太「勝てるから首を突っ込んだんですよ」


「私達最強なので」


立(…恥ずかしい奴等)


森「成る程、安吾君が手を焼く訳だね」


くつくつと喉を鳴らし、校長が笑う


「其れで、私達の処分はどの様になるんでしょうかね？」


結論、とりあえず私達にとって一番大事なのは其処だ…退学は嫌だなぁ


福「お前達のした事は普通では許される事では無い。他校との武力行使での争い…普通であれば退学処分となる」


中「…普通は、か」


森「だが此処は横浜…裏の力が表に強く働く街
一応聞いておくけれど、この事を他言する心算はあるかね？」


「「いいえ」」


私達4人は揃って答える


森「よろしい…では安吾先生、彼等の処遇は君に任せるとしよう」


立(…おい、これ大丈夫か)


中(テメェは黙ってろ)


(謹慎食らうかなー)


太(まぁ大丈夫だよ)


小声で言葉を交わすと、安吾が咳払いをした


安「貴女方の処分を言い渡します」


裁判かよ…







安「無断欠席のペナルティとして、後程配布する課題の提出。1週間の1-F教室掃除をお願いします」

うん…やっぱり→←生徒指導(仮)

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