りある ページ10
夜遊びが終わって安元さんの家でご飯を頂いてる
「うまぁっー！！！」
「良かったよかったw
お前ほんと男子高校生みたいな量食うよな
おじさんは胃もたれが怖くて食えねぇわ」
「いや〜俺もたまに心配になるんすけどぉ
恐れてたらなんにもできないじゃないスカ！！
そ〜考えたら胃もたれしても好きなもん食いたいっすね」
お酒も料理も美味しくて
最高に幸せ
「そこに布団ひいたから寝ろよ」
「あ、風呂」
「お前は俺が飯作ってる間入ってたろ」
「そうだった」
「早よ寝ろ酔っ払い」
頭をコツンと小突かれる
「はぁーい」
リビングの隣にある部屋に入るとキレイに布団がひいてあった
布団に潜って頭まで布団をかぶる
ゆっくり目を閉じた
布団に入ってどれくらい経ったかわからないけど
何か変な感じがした
上から押さえつけられるような
押しつぶされるかのような
そんな感覚がした
ゆっくり目を開ける
ユメの中
それはすぐにわかった
目の前の
女性
様子がおかしい
熱い
女性が四方を炎に囲まれて
逃げ出そうにも逃げ出せない
炎の檻に閉じ込められた女性は
こちらを見た
そう見たんだ
顔も隠さず
しっかりと
俺を見た
女性の顔に俺は息を呑んだ
顔に大きな火傷
多分この炎が関係してる
俺が火傷に気を取られている間も
焦ったような顔をして何かを言ってる
パクパクと口を動かしてる
どんどんと大きくなる炎
火の背が高くなっていって
ついには見えなくなった
炎で視界が圧迫される
ジリジリと焼けるように熱い
俺から女性に声をかけることはできない
できない、させてもらえない
俺も俺で声が出ない
前はこんなことなかった
唐突に強い風が吹いて
目を強く閉じた
次に目を開けると女性はいなかった
でもしっかりと焼き付いてる
やけに鮮明なあの映像
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佐藤さん - 作者様はどうしてそんなに私を泣かせるのですか!!← 題名縦読みしました。夢主さんの思いが、もう凄くて、。細かいところまでこだわっていて、毎回感動します。遅くなりましたが、完結おめでとうございます。とても素敵な作品でした。次作も楽しみにしています。 (2020年6月4日 19時) (
レス) id: 981adb813b (このIDを非表示/違反報告)
暇なおんなのこ(プロフ) - 佐藤さんさん» 佐藤さん~！！今作も読んでくださってたんですね！！嬉しいお言葉ありがとうございます！！よろしくお願いします！ (2020年6月3日 17時) (レス) id: a4b614a8e5 (このIDを非表示/違反報告)
暇なおんなのこ(プロフ) - 果実さん» ありがとうございます！！ (2020年6月3日 17時) (レス) id: a4b614a8e5 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤さん - 遅れたっ!! ずっと楽しみにしていました!!新作ありがとうございます!!もう文才がまた上がっていて、尊敬します!何から何まで大好きです!更新がとても楽しみです。ご自分のペースで構いません。お身体にお気をつけて、更新頑張って下さい!楽しみにしています!! (2020年6月2日 21時) (レス) id: 981adb813b (このIDを非表示/違反報告)
果実 - 運命の小説に出会えた予感、、お話楽しみにしてます！！！ (2020年5月30日 23時) (レス) id: 1e21205b19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇なおんなのこ | 作成日時：2020年5月30日 18時
