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56杯 ページ11

「ちょーっとまったー!!!!」

キャーーー!!!!と会場が湧く


『まって、ちょっと、ねぇ!!!
うらたさん?!

知らない聞いてない』


ステージ袖から出てきたのは

私からみて右が声優陣、左が歌い手陣


「まぁ、言ってないから、ねぇ?

どーもーアイリスにもう一度夢を掴むチャンスを与えた声優、浅沼晋太郎でーす」

会場に挨拶をする浅沼さん

『いや、浅沼さん、なんでここに?』


「うらたくんと天月くんが一緒に行きましょ!!
って」

『拓也さんまで、、、

うらたさん?天ちゃん??』

「いや、まじごめんって感じだけど嬉しいでしょ?みて?花持ってきたよ!!!

せーの!」

天ちゃんの手には大きな花束

「「「10周年おめでとう!!!」」」

歌い手のみんなが声を揃えて言う

そのまま花束を受け取る


思わず涙ぐんでしまう

「泣くのはちょいまち?後ろ後ろ!」


お礼を言おうとするとセンラさんに肩を捕まれ
180度回転させられる

わけがわからずにいると

声優陣の中から大きな花束を持った津田さんと
小さめの花を持ったまもくんとすばくん

え、なんの花束??

『え、え?ど、どうすれば』

「アイリス、君をこの名前で呼ぶのは初めてだね?」

津田さんが目の前に


『そうですね』

「この花束はアイリスっていう花を中心に作ってあるんだ、アイリスの花言葉には
恋のメッセージ、希望、信頼、友情、賢さ

これからの仕事で僕達と君は関わり合う、そして、お互いに頼り支え合う、浅沼くんがなんで君を選んだかわかる?」

『その場にいて台本が書きやすかったからでは?』

「そんな適当にキャスティングする馬鹿じゃないでしょ彼は」

まぁ、たしかにそうだ

「君の幼い頃の演技、アイリスとしての活動、声劇、朗読を見て、聴いて、希望を感じたからだ、指導のときに僕たちは君を信頼して無理難題を突きつける、そのとき、君はどうする?」

どうする???

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十六夜咲夜(プロフ) - ひまわり出身の木村さんは昴じゃなくて良平だったような… (2021年12月19日 13時) (レス) @page36 id: 6d8ea49086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暇なおんなのこ | 作成日時:2020年3月15日 10時

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