歌い手系カフェ店員と声優さん

9杯 ページ10

浅沼さん12回目のご来店です

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ〜

『お待たせしました〜
ベリーハニートーストセットです！』

おぉ〜‼️と言い目をキラキラさせる浅沼さん

「いただきます！！」

「召し上がれ〜」

『てんちょーー
私店長の作ったチョコミルク飲みたいな〜？』

「んー可愛くお願いして？」

『かわいく？今？？』

「今！俺と二人のときやるじゃん」

『いや、浅沼さんいるんだけど』

「え、俺見てみたい」

浅沼さんんんんんん

「ほれほれ」

『ん、んんっ
てんちょー私ね？てんちょーの料理好き！！
だから、私のために、あまぁ〜いチョコミルク
作って？』


顔を抑えてうずくまる

てんちょーは

「ぷっ！！あっはっはははw
ひぃ〜腹痛いwwwいいよw作ったげる！」

さんざん笑い厨房に消えていった

「ごめんAちゃん俺不覚にもときめいた
てか、演技？すごい、、、俺惚れた」

てんちょーに爆笑され
浅沼さんに惚れられた

惚れ？？え？

『てんちょーー！！
浅沼さん私に惚れたって言った！』

「おーおーよかったなー」

厨房から声が聞こえた

ギャーギャー騒いでいると

ｶﾗﾝｶﾗﾝ ドアの軽い鈴の音がなった

ドアに目を向けるとゆるい格好をした
天ちゃんがいた

『天ちゃんーいらっしゃーい』

「今日はスコーンとミルクティー！」

『てんちょーーーー
スコーンとミルクティー』

「あいよーー」

「Aちゃんって落ち着いてるのかと思ったけどかわいい性格してるよねw」

『いやいやw浅沼さんほどじゃないですよ〜』

「俺は可愛くないからw」

と言いハニートーストを頬張る

そーゆーところですよ

「？？」
　
私の話し相手を見て
不思議そうな顔をする天ちゃん

「え！！！！浅沼さん！？！？！
浅沼さんって浅沼晋太郎さん！？」

「あ、浅沼晋太郎と申します」

「モノホンの浅にぃじゃんすげぇ、、、、
俺天月って名前で歌い手してます！！」

「すご！！俺すごい人と知り合いすぎじゃない？」

「はいお待ち〜Aのチョコミルクと
天ちゃんのスコーンとミルクティーね〜」

「わぁ〜てんちょーさんありがとうございます！」

『ありがとてんちょー』

天ちゃんに続いてお礼を言う

「スコーンも美味しそうだね」

天ちゃんのスコーンをみて浅沼さんが呟く

『スコーンも食べます？？ありますよ？』

「これから仕事だからそろそろお暇するよ」


現在10:25

「バイバイ、Aちゃんてんちょーさん
天月くんも次は沢山お話したいな！」


と言い、お金をおいて帰っていった

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