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朝のホームルームが終わると、次の授業までの休憩時間が訪れる。
その間にクラスの人達が私の元へと集まってきた。
「なあ、ジャパンってFFIで優勝したんだろ？」
「しかもそのチームでマネージャーしてたのよね！すごいわ〜！」
「よかったら連絡先交換しない？」
「え、えっと…」
あまりに一気にこられるものだから、どれに反応を返せばいいのか分からない。
しかもどこから情報が漏れたのやら……
こうやって話しかけてくれるのは素直に嬉しいんだけど…
「おい、Aが困ってるだろ」
困っているのに気付いてくれたのか、マークがみんなに言ってくれた。
その一言でみんなも申し訳なさそうに謝ってくれて、私はただ首を横に振る。
「ねえ…もしかしてなんだけど、Aって…」
「マークと付き合ってるの？」
この質問も何度目だろうと思ってしまうけれど、やっぱり照れ臭さはなくならない。
チラッと横目でマークを見れば、彼も少し苦笑いを浮かべながらも頷いた。
だから答えを待つクラスメイト達に私も素直に話す。
「うん…そうだよ」
「やっぱりー！」
「マークに彼女が居るってのは知ってたけど、やっと見れたぜ。マークが惚れるのも分かるな！」
みんなが口々に言う中、1人の男の子が言った言葉に違和感を感じて反射的に聞き返した。
「え…みんな、マークに彼女が居るって知ってたの…？」
「ああ、もちろん」
「だって、マークったら誰が告白しても絶対にオーケーしてくれなかったんだから。まあ、日本に彼女が居るって言われたら仕方ないけどね」
そんな話、今まで一度も聞いた事がなかった。
思わずマークの方に顔を向ければ、彼は少し複雑そうな顔をしていて。
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結川(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月19日 1時) (
レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！高評価しました！ (2021年9月18日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結川 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/17663132
作成日時：2021年9月18日 16時
