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「今夜だって本当はどんなの付けてるのか知りたいくらいなんだが…」
「！」
胸を殴る私の手を止めるように掴むと、彼の艶やかな笑みがずいっと寄せられる。
それに私の胸が高鳴らないはずがない。
心奪われてしまったようにじっと目を見つめていると、掴まれていた両腕がパッと解放された。
「冗談だよ。明日のために早く片付けを終わらせないといけないんだからな。残念だが、今夜は我慢するよ」
「っ……なら…一緒に寝るのは、いい…？」
彼のシャツの裾を握って問い掛ける。
いつも久々に会えば必ず愛し合っていたけれど、彼の言う通り明日の学校に響かせる訳にはいかない。
だからせめて出来ない分、彼のすぐ傍で夜を過ごしたいと思うんだ。
「…俺が断らないって分かってるだろ？というか、俺は最初からそのつもりでいたんだが」
「あ…ふふ、聞くまでもなかったね」
マークらしい答えで笑ってしまえば、次の瞬間軽くキスをしてくれて。
「やっと出来た。もっと深いのは…片付けが終わってから寝る前に、な」
優しさと妖艶さが混ざった目が細められる。
私の唇が彼の親指でなぞられれば、また心臓が煩く音を立ててしまうのだった。
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結川(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月19日 1時) (
レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！高評価しました！ (2021年9月18日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結川 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/17663132
作成日時：2021年9月18日 16時
