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連絡先 ページ7

「突然こんなこと言われてピンとこないかもしれないけど、最近願いを叶える店というものが一部で流行してることは…知らないな?」
「初めて聞きました」

えおえおに対しては柔らかい口調で話していたのに、俺が相手となると若干喧嘩腰になっているような気がする。
それもそうだよな、朝からあんな態度取ったし…いや、そもそも騒音出してたのこいつのほうだし俺別に悪いことしてなくね?

「まぁ、そういう店があるんですね」
「そういうこと。それで、その店に行った人は行方不明か、近いうちに亡くなってる」
「うわ…」
「俺たち警察も全くと言っていいほど情報がないんだ。だから、一軒一軒聞きまわってるんだ」
「それは…ご苦労様です」

そう言って、困ったように眉を顰めた。大方情報という情報が何もないのだろう。俺らだって掴めてないし。

「うーん…私が知ってる情報は何もないんですが、ここには結構色んなお客さんが来るので、常連さんとかにも聞いてみますね」
「助かる」
「………もう少しその言葉遣い直したらどうですか」
「あ?」
「人にものを頼むときは敬語とか丁寧にって習わなかったんですかー?市民を守る警察官がそんな態度でいいんですかー?」

頬が引きつった。折角いい感じに話が進んでると思ったのに、なんだこの女…!?
どんだけ今朝のこと引き摺ってるんだよ!

「ほら、あろま謝って」
「は?なんで俺が…」
「貴重な情報提供してくれる人なんだから。そもそも、俺たちみたいな警官の端くれ相手にしてくれる人なんてそうそういないし」
「っ…あー、もうわかったよ。よろしくお願いします!」
「よし、承りました」

両手を腰に当てて、鼻で笑った。よくこんな奴が夜の喫茶店の営業なんかしていられるな。しかも風俗だらけのこの通りじゃ、面倒な客も多そうなのに。
………いや、逆か。こういう強気な性格だから、ここで仕事ができるのか。

「それじゃ、なんかあったら連絡しますよ」
「あぁ、じゃあこれ俺の連絡先です」

そういってえおえおはポケットから名刺を取り出してAに手渡した。

「これ私の連絡先…というより、この店の電話番号です。営業時間外は基本的にいないので。あと、昼間働いてる花屋にはここで働いてること言ってないので…」
「うん、わかった。なんかあったら夜に連絡するから、Aさんも気を付けて」
「ありがとうございます」

…なんかこの二人地味にいい雰囲気になってない?俺の気のせい?

恨み→←昼夜



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作者名:零紅 | 作成日時:2017年7月16日 0時

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