俺らのマンネはイルボンCARATに夢中 2

56 YG ページ16

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韓国で仕事が立て込んでる中来た為日本での滞在期間は短く、ハードスケジュールをこなしていざ帰ろうという今。




…………俺の隣のマンネが灰になってる。






生きろ、ジョングク。











JK「ユンギヒョン……俺、ヌナと仕事以外の話してないんですけど…」



YG「んなの全員だわ」



JK「ヌナとやっと話せるかと思ったのに…！！」











待て、落ち込んでる所悪いが元々俺とお前は機内で隣同士の予定だったろうが。




行きがおかしかっただけで本来はこの席順だぞわかってんのか










YG「どうせ機内では寝落ちるんだからどの道話せないだろ？帰って話せばいいって」



JK「あぁ…それもそうですね」



TH「ヌナー、雑誌の続き見る？」



JK「まさかセブチの雑誌ですか！！？」









何もわかってねぇなコイツ。




俺は果たしてこいつの隣で寝れるのか。










TH「このジョンハン綺麗じゃない？」



「…………本気で呼吸忘れます」



TH「ここの日本語何て書いてある？」



「えーと、天……あっ！」










後ろの席に向いてばかりのジョングクに前向けと視線を送っても気づきもしない。









JK「この雑誌、俺も読みたいんで借ります」



「日本語ですよ？」



JK「…頑張ります」



「あ、なら私に聞いて下さい。」



JK「……！！」










ヌナに聞きたい、しかし必然的にセブチを見せる事になる。



そんな葛藤を繰り返してるんだろう。



頼むから俺を縋るように見るな。










JK「…いやっ、自力で頑張るので」



TH「んじゃ、ほら。貸すから本は俺に返してね」



JK「っわかりました、ありがとうございます！」









やっと普通に座り直すジョングクの手には雑誌。











JK「ヒョンも見ますか？」


YG「いや…いい。お前大人しくしとけよ？」


JK「大丈夫ですよ。テヒョニヒョンじゃあるまいし」











俺は割とお前も心配だよ。



アイマスクを装着して微睡むと。











TH「眠かったらこっち寄りかかっていいからね？」



JK「何言ってんですか。」



「寄りかからない様頑張りますね？」



TH「頑張らなくていいのにー」



JK「テヒョニヒョン服引っ張るとかズルは無しですからね。俺見てますから」



TH「お前が言うの。」








…何も大丈夫じゃねぇなジョングク。

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