15,初めまして ページ16
〜〜〜
「…失礼、します。」
芥川先輩が普段使っている部屋に入る。傍らには首領、あと私。
「お帰り、なさい、先輩!」
一葉がぎこちなく笑う。
自分のことを覚えていないと、知っているけど。
………
沈黙を破ったのは
「まぁ、芥川くんも帰って来たことだし、これで一件落着…ではないけど、まぁ記憶のことは追々思い出していけば良いからね。」
首領だった。
「しかし、その僕(やつがれ)は…」
「まぁま、とりあえず座って、君にはこれからここで仕事をしてもらうよ。」
半ば首領に押されて先輩が席に着いた。
うーん、新しい場所に戸惑っているみたいだなぁ。
よし、こっからが私の出番ね、!
「えっと、私は春宮Aです。先程紹介しました、中原幹部の直属の部下をしています。宜しくお願いします…!」
できるだけ安心させたくて精一杯笑ってみたけど…
チラッと様子を見ると怯えた色は無く、会釈を返してくれた。
「…宜しく、御願いします。」
「それから此方が___」
〜〜〜
紹介を終え、先輩が部屋を出て他の部屋に向かう。
あまりに他人行儀な構えに、黒とかげの面々も呆然とせざるを得ない様子。
「おいおい、話にゃあ聞いてたがマジかぁ……こりゃどうすんだこれから…」
立原君が頭をかきむしって呟いたのが聞こえた。
17人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【文スト】はーい、皆さんいつまでそれやるんですか、そろそろ泣きますよー
【文スト】はーい、皆さんいつまでそれやるんですか、そろそろ泣きますよー
もっと見る
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柴犬信者(プロフ) - 芥川可愛いー (2020年4月30日 19時) (レス) id: 3b3c8d2b0e (このIDを非表示/違反報告)
マリモ - 受験終わりました!また書きます (2018年3月6日 12時) (レス) id: 546fb83b59 (このIDを非表示/違反報告)
マリモ - クリスマス過ぎちゃいましたね(白目)…ですが亀更新ですので、しばらくクリスマスの下り続きます、w(なんてったって今の時点でまだ前日ですしw)申し訳ないですが、お付き合い下さいませ、! (2017年12月30日 1時) (レス) id: 44660167ed (このIDを非表示/違反報告)
マリモ - ふぁあああ、!!お気に入りにしてくださった方、ありがとうございます!!!投票も嬉しい限りです!駄文ながら、宜しくお願い致します!! (2017年12月17日 10時) (レス) id: 44660167ed (このIDを非表示/違反報告)
マリモ - ん、あ!ありました!すみません、!外しておきました! コメント有り難うございました^^ (2017年12月17日 1時) (レス) id: 44660167ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マリモ | 作成日時:2017年3月12日 23時