105話 ページ8
電話を2、3回した頃だろうか、ようやくクラピカが電話に出てくれた。
ゴ｢あ、クラピカ!?ようやく繋がった！｣
ゴンか！？とクラピカの驚く声が携帯から聞こえる。
ゴ｢うん！今大丈夫？｣
ク｢いや、悪いが忙しい。此方から掛け直そう｣
ゴ｢ちょっと待って！じゃあ1分だけ！要件だけ言うから！
俺とキルアとA、旅団に会った。ていうか、捕まっちゃったんだけど…｣
ク｢何を考えているんだお前達は!!相手がどれだけ危険な連中か分かっているのか！｣
珍しいクラピカの怒鳴り声がこちらまで響いてくる。
変わってと、携帯をとったキルア。
キ｢分かってたつもりだけど…会って痛感した。
確かに奴らは強い。今の俺達だと手も足も出ない。だからクラピカの協力がいるんだ。俺達も力になりたい｣
ク｢……ふざけるな。お前達の自 殺行為に手を貸す気は無い｣
キ｢奴らのアジト、知りたくない？｣
ク｢情報提供者はちゃんと居る｣
キ｢団員能力者についても分かったことがある｣
ク｢くどい！いいから旅団から手を引くんだ！｣
そう放つクラピカにキルアは負けじと言う。
ク｢奴等の1人を倒した鎖野郎ってクラピカだろ？あいつら血眼で探してるよ。お前がオレ達のこと仲間とも対等とも思えないなら、どんな手使ってでも協力してもらうぜ!!｣
とキルアは告げると今度は私に携帯を向けてきた。
『え？』
キ｢Aからもなんか言え！｣
『あ、えっと…もしもしクラピカ？キルアの言う通り、私達だってクラピカの力になりたい。クラピカは1人じゃないよ。1人で溜め込みすぎてるんだよ…私達にも頼ってほしい』
私がそう言うが、クラピカからは返答はない。
『あ…じゃあゴンに変わるね』
と言って私はゴンに携帯を返す。
ゴ｢クラピカ、あいつらの1人がオレ達の前で泣いたんだ。仲間を殺した奴を許さないって。
オレ…それを見た時無性にやるせなくて、許せなかった。オレ達もアイツらを止めたいんだ！
頼むよ…クラピカ｣
ク｢……こちらからかけ直す｣
とクラピカはピッと電話を切ってしまった。
ゴ｢切れちゃった。……とりあえず、レオリオ達と合流しよう｣
『だね』
ゼ｢あっはははっへへっへ！｣
レ｢よぉし！乗ってきた！もう1杯いっとこう！｣
レオリオとゼパイルの間の床には大量の酒とポテチ、タバコがあった。
キ｢こいつら、人が捕まってた時に酒盛りしてたんか…｣
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
