120話 ページ23
フェ「おそらくワタシ達着く前に全員鎖野郎にやられてるね。こいつら操作されてるよ。時間のムダね。ワタシが吐かせるよ」
ゴ「本当に分からないの?」
旅団の言い合いに突如入るゴンに皆の目線がいく。
流石ゴン…こういうとこあるよね…
ゴ「パクノダがなぜお前達に何も話さず戻ろうとしてるのか。マチがなぜお前達を止めようとしてるのか本当に操られてるからって思ってんの?
お前達の団員を助けたいからに決まってるだろ!?仲間を取り戻したいって気持ちがそんなに理解できないことなのか!!」
フィ「黙ってろガキが!助かりたくて必死か?」
バキッ!!!!
「!」
ゴ「自分のために言ってるんじゃない!取り消せ!!」
やれやれ…とキルアが鎖を千切るのと同時に私も鎖を千切る。
フィ「やなこった。文句あるなら来いよ。1歩でも動いたらその首へし折るぜ」
ゴ「んじゃやだね!誰が動くもんか!」
どっちも頑固かよ…
ゴ「クラピカはお前達と違う!!例え相手が憎い仇だって感情に焼かれて容赦なしに殺したりはしない!
もしもお前達と約束を交わしたのなら、それを一方的に破ることも絶対しない!それは直接会ったパクノダが分かってるはずだ!条件通りにすれば団長は必ず戻ってくるんだ!!」
フィ「いい加減にしろよてめェ、勝手なことゴチャゴチャふきやがって」
フラ「フィンクス、もうやめろ。パクノダを行かせてやれ」
フィ「な…オメーまで何言い出すんだよ!」
行かせてやれと告げたフランクリンはシャルナークに、今自分達にとって最悪のケースは何か尋ねる。
シャ「んーー、団長は既に死んでて、パクノダ達が操作されてる。鎖野郎の所在は結局知れず、この3人にもまんまと逃げられる、かな」
フラ「それが間違ってんだ。最悪なのはオレ達全員がやられてクモが死ぬ事だ。それに比べりゃお前が言ったケースなんざ屁みたいなもんだ。違うか?」
シャ「まぁそうだね」
団長への依存がきっかけで致命的に旅団が崩壊。それが一番団長に対する裏切りだろうとフランクリン。
「ガキとパクノダを行かせてもしも団長が戻って来なかったら。そんときは操作されてるヤツ全員ぶっ殺してクモ再生だ。簡単なことだろうが?」
マ「それでいいよ、それで気が済むならね。ま、あたしは操られてもないし、カンタンに殺られもしないけど」
「……」
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました!これからも頑張ってください! (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2021年3月13日 16時