119話 ページ22
シズクに意見を求めるが、モメたらコインでしょ？と彼女は言う。
フィ｢こいつは明らかなルール違反だ！｣
でも、とシズク。
シ｢やっぱりノブナガ派かな。団長にはまだ死んでほしくないし、もちろんパクもだけど。パクも同じ気持ちだよ、だからこそ何も語らずに飛び出したんだから｣
フィ｢……呆れたな、話にならねェ。今すぐぶっ殺したいところだが、パクノダ追うのが先だ｣
ピン、と空気が張詰める。
ノ｢待て。そこから1歩でも進んだら切るぜ｣
抜刀の構えでフィンクスの背に向かうノブナガ。
やってみろよと振り向いた途端、ノブナガはズン、と地面に沈む。
あれ？と思えばシズクの能力、掃除機で後頭部を殴られあえなく撃沈。
シ｢団員同士のマジ切れ禁止｣
お前ノブナガ派じゃなかったのか、とフィンクス。
シ｢心情的にはね。ルールの否定は旅団の否定、それは団長をも否定する。それだけはしたくないから｣
ピルルルルル……
シャ｢奴からだ｣
オレが出ようとフィンクスが手を伸ばす。
フィ｢もしも…｣
ク｢人質のどちらかを出せ｣
このっ…とケータイを握り潰したい欲を押し殺しキルアの耳元にケータイ持っていく。
ク｢奴等は全員揃っているか？｣
キ｢今はね。でもさっきまでパクノダを追うかどうか…｣
キルアが話している途中にも関わらずフィンクスはキルアの耳からケータイを話す。
フィ｢余計な事を言うんじゃねぇ……もしもし｣
ク｢30分以内にアジトに戻れ。小細工をいくらしても構わないが、リーダーが死ぬだけだ。また連絡する｣
そしてブツっと切れたケータイの画面。
シズク達はこれじゃ追跡は無理だね、と肩を落とす。
フィ｢くそが!!｣
諦めた旅団は私達を連れてアジトへ。
私達は瓦礫に括りつけられる。
パクノダがアジトに到着し、クラピカと交わした話をその場で話した。
フィ｢…のめると思ってるのか、そんな条件をよ。場所を言えパクノダ。ガキ3人を殺して鎖野郎を殺りに行く」
マ｢…どうしても？｣
フィ｢どうしてもだ。言わないなら行かせる訳にはいかねェ｣
パ｢絶対に場所は言わないし、この子達を連れて戻るのは私だけよ。邪魔しないで｣
フィ｢ジャマ!?そりゃどっちの話だよコラ！あ!?｣
マ｢行きなよパクノダ。ここはあたし達が止める｣
パクノダの前に立つマチとコルトピ。
フェ｢止める？なめてるか？｣
フィ｢……本気か、理解出来ねェぜ。お前ら頭どーかしちまったのか!?｣
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
