【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ33)

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81話ページ33

キ｢あれも確か…念を使うと切れるように仕込んであったって言ってたよな？どうやらこの模様には念と似た力があるみたいだな｣

『もしかしたら今度こそ、ハンターライセンスを差し込むのかもね』

ゴンはハンターライセンスを差し込む

ゴ｢やったぁ！ありがとうA！｣

中に入っていたのは、指輪とカセットテープとロムカード

指輪の裏にはあの模様があった

私達はカセットテープから聞くことにした

カチャ…

｢よ…ゴン。やっぱりお前もハンターになっちまったか。それで1つ、聞きたいことがある。お前、俺に会いたいか？会う気があるならこのまま聞いてくれ。もしその気が無いなら、停止ボタンを押せばいい。

Yesってことか。それじゃあもう一度聞くぜ。覚悟はあるか？ハンターってやつは手前勝手なものだ。自分が欲しい物の為に、他の物を捨てていく。
出来れば会いたいって程度の気持ちならここでテープを切っておいた方がいい。1分やろう｣

ゴンは覚悟を決めたかのようにじっと待っていた

ジ｢はぁ…そんなに会いたいか…。

オレはお前に会いたくない｣

私達はジンの言葉を最後まで聞く

｢捕まえてみろよ、お前もハンターなんだろ？｣

キ｢ふん、お前の親父も一筋縄じゃ行きそうにねぇな｣

と言ってキルアはカセットテープのボタンを押そうとする

ゴ｢あ、待って！ジンはまだそこに居る｣

キ｢え｣

｢あ、1つ言い忘れたぜ。お前の母親についてだ｣

｢｢『…』｣｣

｢聞きたければこのまま聞いてくれ、別にいいなら…｣

カチ

『いいの…？』

ゴ｢うん！｣

キ｢でももしかしたら、何か手掛かりがあるかもしれないぜ？｣

ゴ｢ないよ、多分。勘だけど。それに言ったろ？俺の母親はミトさん！｣

『そっか！』

ゴ｢腹減らない？何か持ってくるよ！｣

キ｢あぁ！｣

そうゴンが出ていこうとした時、カセットテープが勝手に動き出した

キ｢おいゴン！テープが勝手に動き始めたぞ！｣

ゴ｢ええ?!デッキにオーラが！｣

『念だ！念でテープを巻き戻してる！』

ゴ｢念…？まさか！今何処かで！｣

キ｢違う…念を込めたんだよ！10年以上前に！テープを止めたら巻き戻すように！｣

ゴ｢なんで…｣

するとカチッと録音ボタンが入る。

『消す気だ！自分の声を！』

ゴ｢えぇ！｣

ゴンがカチカチと消そうとするが全く動かない。コンセントも抜いたのに止まらず…。仕舞いには壊すことになった

結局何をしても念でガードされ、消されてしまった