【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ24)

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72話ページ24

ウ｢さ、皆さんも試してみてください！｣

ゴンから水見式を試す。
ゴンは水がグラスから溢れ出し、強化系。

次にズシ。
葉っぱが揺れて、操作系。

そして最後にキルア。

キルアが幾ら練を行っても何も変化しななかった。

キ｢もしかして…俺って才能ねぇ？｣

『キルア！水を舐めてみて！』

キ｢もしかして…｣

3人は同時に水を舐める。

キ｢少し甘い…かな？｣

『甘いんだー！私と一緒だ！』

ウ｢キルア君はAさんと同じ変化系ですね！さ、これで3人のオーラがどの系統に属するか分かりましたね！これから4週間は今の変化がより堅調になるように鍛錬を続けなさい！｣

｢｢｢押忍！｣｣｣

『ウイングさん、その間私は何をすれば…』

ウ｢そうですねぇ…。Aさんはもう強化系も具現化系もある程度習得してらっしゃいますでしょう？｣

『まぁはい…』

ウ｢でしたら…ズシは私がサポートをしますので、私が見ない間は2人のサポートを。｣

『押忍！』

私はゴンとキルアの部屋に毎日行き、出来る限りサポートをした。

7月8日、修行最終日。夜、私はいつものようにゴンの部屋へまず向かう。

㌧㌧『ゴン！どう？調子は！』

ゴ｢バッチリだよ！ほら！｣

と言ってゴンは水見式を行う。
グラスからは凄い量の水が溢れ出した。

『スッゴ！！明日はもっと凄いんだろうなぁ…！体調が万全の状態でしたらさ！』

ゴ｢だね！ここまで出来たのも色々アドバイスをくれたAのおかげだよ！ありがとう！｣

『ううん！ゴンの力だよ！明日頑張ってね！』

ゴ｢うん！｣

『あ、そういえば…ヒソカとはどうするの？』

ゴ｢あ！ヒソカとは明日戦う予定だよ！｣

『え？！そうだったの！？』

ゴ｢うん！報告遅れちゃってごめんね｣

『ううん！絶対ゴンならヒソカのことぶん殴れるから！応援してる！頑張って！』

ゴ｢ありがとう！頑張るよ！｣

そう会話をして、私は部屋を出てキルアの部屋へ向かった。

㌧㌧『キルアー！出来てる？』

キ｢あぁ！結構な！舐めてみ！｣

『ほんとだ！甘い！』

キ｢だろ？！でもまだ水飴にはなんねーけどな！｣

『でもキルアもその内直ぐに水飴なんて越すよ！』

キ｢まぁな！絶対越す！｣

とキルアはニッとこっちに笑顔を向けて修行を続ける。

キルアって…私がキルアの事好きなの知ってるよね？
わざと…？

あれ…待って…私いつからキルアの事…。別に友達の意味なら恥ずかしがる事なんて…。
好き…なんだ…キルアの事…。