【HxH】奴*隷少女【キルア】

15話 飛行船探検 ページ16

2次試験をクリアした私達は3時試験に向かう為、飛行船に乗っていた。

マーメンさんによると、次の目的地は明日の朝8:00に到着するらしい。連絡するまで自由に時間を使っていいとの事。



キ｢よしゴン、A！飛行船の中探検しようぜ！｣

ゴ｢『うん！』｣

私達は飛行船探検の旅へ出た。

キ｢食堂探検行こうぜー｣

『賛成賛成！お腹空いたし！』

ゴ｢だね！｣

と3人で食堂の中へ入ったが呆気なく見つかり、外に放り出されてしまった。


でもお肉は手に入れたので結果オーライ♪←



3人でお肉を食べながら廊下を歩いていると、キルアがいきなりすんげーと言いながら窓を見た。

キ｢見ろよゴン、A！｣

ゴ｢わぁあー！宝石みたいだね〜！｣

『綺麗〜！』

ゴ｢ねぇキルアとAのさ、お父さんとお母さんは何してる人？｣

｢うん？殺人鬼｣

ゴ｢『両方とも？』｣

｢そこかよ！｣とキルアは笑いだした。

キ｢ほんとおもしれーなお前等！マジ面でそんなこと聞き返してきたのお前らが初めてだぜ？｣

ゴ｢だって本当なんでしょ？｣

うんうんと私は頷く。

｢なんでそう思うの？｣と頬杖をつきながら聞くキルア

キ｢何となく。｣

キ｢おっかしーなー。どこまでが本気か分かんないってのが俺のチャームポイントだったのに。｣

ゴ｢ふーん。｣

キ｢俺ん家、暗殺家業なんだよね、家族ぜーんぶ。
で、そんなかでもオレ、すっげー期待されててさぁ…でもさ、オレ嫌なんだよね、人にレール引かれる人生ってヤツ？


自分の将来は自分で決めるって言ったら、親兄弟キレまくりでさぁ！

母親なんか、オレが如何に人殺しとして素質があるかとか涙乍に力説するだぜ！？
ひっでー親だろ？グレるぜフツー｣


ゴンはそれに苦笑い。確かにグレるかも。

家族か…。私居ないなぁ。血の繋がった家族。ちょっと羨ましい。


キ「結局喧嘩になって、母親の顔面と兄貴の脇腹刺して家おん出てやった。今頃きっと血眼さぁ、来たらソッコー返り討ちだけど。」

ゴ｢あはは…｣

キ「ハンターの資格取ったら、まず家の家族取っ捕まえるだぁ、その首に掛かってる賞金、きっと高いぜ…」

なんかキルアがピカピカしてる…。家族ってそんなにやばいのか…。




ゴ｢Aはー？｣

そう聞かれて私は少し焦った。雰囲気壊してしまうのではないか……と…。

ここで嘘をついても良くないなと思い、家族がいないことだけ話すことにした。

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