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半分×本気 ページ3

『あ、これ返すね』




Aはカルトにナイフを投げ返しだった。
カルトは「ちょっと、」と少し顔をしかめる。







「A」






クロロに名前を呼ばれ振り返る。







「この短期間で随分と変わったな、良い師に出会えたのか?」







『まあ、まだ基礎練習だけどね』







「そうか、なら久しぶりに遊んでみるか?」






クロロがそういうとAは『そうこなくちゃ』と好戦的に笑ったのだった。
そんな二人から団員たちは少し離れる。






「…………何かするの?」







「あ、そっか
 アンタは入団したばかりだもんね、まあ見てなよ」






カルトはマチの言う通りにする。
Aは前屈などをし準備を整えているようだった。






さあ、見せつけてやりますか。






『発はあり?』







「無しでいこう、能力ではなくおまえ自身の強さが見たいからな」








『ほんと乗せるのが上手いな』






そんな言葉を交わしたあと、二人は消えたのだった。
二人の早さに思わずカルトは息を呑む。




「拳が重くなったな」






『ずっと修行してきたからね』






激しい攻防戦が繰り広げられる。
肉弾戦が苦手だったとは思えないほどに彼女は成長していたのだった。






『待ってたよ』






Aはクロロの蹴りを避けることなくオーラを腕に流し、受け止めたのだった。そして、間髪入れず脚を振り上げ、そして膝目掛けて踵を落としたのだった。






「流が上手くなったな、でもまだ甘い」






クロロは身体を捻り、Aから抜け出すことに成功したのだった。Aの踵を受けた地面には大きなクレーターができている。




『さすがに一筋縄ではいかないか』







「出し惜しみするな、全力で来い」







『…………じゃあ、行かせてもらうね』







Aは瞳を金色に染め上げたのだった。






「A、おまえはやはり面白いな」








オーラが増幅し、ピリピリとした殺気が流れる。
カルトは殺伐とした空気を肌で感じていた。





『全力で行くよ』






獣は吠えた。




全部×本気→←感覚×怪物



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ゆき(プロフ) - みのる日月さん» 尊いコメントありがとうございます!!私もキャラ達が大好きなので生きてる状態で話を進めさせていただきました!これからもよろしくです!!(*´∇`*) (12月11日 0時) (レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
みのる日月(プロフ) - 本作では死んじゃったキャラが生きててマジ嬉しい気持ちでいっぱいです。すごく面白いです!! (12月10日 2時) (レス) @page32 id: b8a09115f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - れみさん» そんな嬉しい事言ってくれる読者様には感謝しきれないです……!!!!これからもよろしくお願いします!!(*´∇`*) (11月25日 1時) (レス) @page30 id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
れみ - 最近学校終わりにこの小説を読むのが日課になっています!とても面白くて癒しです〜!!これからも応援してます! (11月24日 22時) (レス) id: 4ca435d1be (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 伊波トウナさん» ありがとうございます!!!こっちの作品までコメントしていただき感激です🤤🤤!!!今書いている作成を順番に書いていくつもりなので気長に待ってもらえると嬉しいです!!😇 (7月12日 13時) (レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2018年5月15日 21時

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