【文スト】故に我、汝の敵となる。

第二十三話 ページ23

中:一日考えただろ？なんか答えが見つかったか？



あ。そういうことか。



貴:いえ、考えてみたのですが私は自分の能力について十分に知っていると思っています。



中:それで？



貴:中原先輩の言う能力を知るっていうことがどう言うことか私にはわかりませんでした。自分の能力を自由に発動することは出来ませんでしたが、自分の能力を知るという意味では私がこれについて知らないことはないかと…。



中:へぇ。なるほどな。



やっば、怒らせちゃったかなぁ…



中:じゃあ、能力に気づいたのは？いつだ？



貴:…小学生くらいのときだったと記憶していますが…。



中:話せることだけでいいからその時の事をできるだけはっきり話してくれねえか？




貴:……わかりました

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