【明治東亰恋伽】孤独姫は泡沫に…【菱田春草】 (ページ20)

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19話芽衣sido ページ20

チャーリー「これは、一旦退散した方がいいね。行くよ!」

『えっ…!?』

チャーリーさんは、姫ちゃんの腕を引っ張って走りだした。

「おやおや、何事かい？」

芽衣「音奴さんっ!い、色々ありまして……。」

音奴「で、その犯人は？」

芽衣「音奴さんが今、すれちがった人達です……。」

正直、言いたくなかったけど、現場にいたからな……。
すると、音奴さん(音二郎さん)は、腕を組んで言った。

音奴「どっちかと、芽衣知り合いじゃないか?」

芽衣「んー、知りませんねー(棒)」

音奴「完全に、棒読みだぞ。」

逃げて！！二人共!!!!!

「芽衣が探してるのは、この子かい？」

芽衣「そうです！……ってええぇ?!鴎外さん、どうやって……!!」

鴎外さんが連れてきたのは、姫ちゃんだった。

『はーなーせー!!!』

音奴「へぇ、、犯人ねぇ……。」

『誰だよこの男。』

芽衣「えぇ、分かるの男だって?」

『いゃ、どっからどう見てもそうでしょ!!!てか、いい加減放さないかいっ!!!』

姫ちゃんは、無理矢理放れた。

芽衣「えっと、チャーリーさんは…?」

『知らないよっ！途中で消えたよ！どうせ、彼奴も妖怪何だろ。』

色々、バレてると言うかなんというか……、姫ちゃんには何もかもがお見通しなのかも。

音奴「で、姫ちゃんとか言う、お前はどうしてくれるんだ……？」

かなり怒り気味。

『私の名前を気安く呼ぶな!!』