【明治東亰恋伽】孤独姫は泡沫に…【菱田春草】 (ページ12)

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11話春草sidoー学校なう3ーページ12

まさか、彼女の方に持たせていたなんて……。
直ぐに教室をてで、廊下をみたら、まだそう遠くない所を歩いていた。

春草「君っ!!」

『…?!』

駆け寄ると、彼女は俺を拒絶してるようだった。

『何ですか、気安く私に話しかけないで下さい。』

春草「分かったからさ、宿題持ってきたんでしょ、俺に返してよ。」

『あ、忘れてました。どうぞ。』

彼女は、抱えていた宿題を俺に手渡した。
彼女は、一礼をし、去って行った。
俺は感じた。彼女の、後ろ姿は何処か寂しそうだった。

芽衣と、一緒に帰ってくると、彼女の姿は無かった。
鴎外さんも、フミさんも居場所をしらない。

芽衣「姫ちゃん、何処行ったんでしょうか……。」

芽衣もとっても心配している。
朧ノ刻、彼女は知っているはず……。

春草「俺、外探してきます。」

俺は、外に飛び出した。
この近くには、いなさそうだった。

春草「一体何処に……。」

少しさ迷っていると、彼女の姿を見た。
急いで駆け付けようと、走った。
すると、彼女は振り返ったが、俺に気づいていない様子……。何故？

春草「君さ、今が朧ノ刻だってわかってるよね?」

『……。』

春草「ねぇ、君っ!!」

『……。』

ずっと、無言のまま。
すると、後ろから「あれ、お前は……。」っと声がした、振り返ると、彼女がいた。
何故、二人いる……、あれ、いつの間にかいなくなっていた。

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早くも？好評価ありがとうございます!
めっちゃ、読者様に感謝しています。
ついに、アニメ終わりましたね……。
何か、泣けてきました。
他のパターンも見たくなりました。
ちょっと、芽衣ちゃん明治に、帰って来てほしいですね。