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多分なみちゃんがリビングに行ってから5分ぐらい
ずっとこんな所にいたらダメだ
目をゴシゴシと擦ってリビングのドアをゆっくりと開ける
そうだ、私に誰からの電話だろう?
ちょうど電話が終わったらしい
「なみちゃ…」
ガバッ
なみちゃんの香り
ごめんね、ありがとう
そう言おうとした瞬間なみちゃんが私をぎゅーーーーっと抱きしめていた
私が話をしようとしても大丈夫大丈夫分かってるから
そう言ってずっと私を抱きしめていてくれた
温かかった
なみちゃんの温もりが私の心の傷を癒してくれる
さっき誰から電話だったのか聞かないと
「なみちゃんさっきの電話って」
「あ、玉森さん?って言ってたかな。Aがストーカーにあってるって知ってたらしくて、LINEの返信が無いからって心配してくれてたみたいだよ」
玉森さんだったんだ
明日会社行ったらお礼を言わないと
少しだけ社長からの電話じゃなかったんだ…と心の隅っこで思った
社長の連絡先なんて知らないけど
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作者名:mi. | 作成日時:2020年7月30日 22時