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夜中2時
任務からやっと帰ってこれた冨岡義勇
Aはもう寝ているかな
昼に食べれるはずだった鮭大根を食べて風呂に入って俺も寝よう
なのに
『義勇さん?』
冨「!?
なんで起きてるんだ」
『…待っていてはダメなのですか?』
そう言ってコテンと首を傾げるA
かわ…!!
いや、落ち着け
任務疲れと深夜テンションが入っている
冨「…ダメではないが眠いだろう」
『…お弁当忘れましたね』
脈絡がハッキリしていない
冨「ああ、また作ってくれるか?」
『…お昼、どうしたんですか』
冨「同僚と食べたが」
『同僚…ですか』
なんだ?
『随分可愛らしい同僚ですね』
冨「…見たのか」
『…すみません、やっぱり疲れているみたいです。もう寝ますね』
部屋を出ていくAに
冨「甘露寺はただの同僚だ。心配しなくても」
俺はお前だけを想っている
その言葉はギリギリ飲み込んだが
そう声をかけると
『べ、別に心配なんてしてません』
と顔を少し赤くして出ていった
俺は期待してもいいのだろうか
少しはAが俺のことを想ってくれている、と
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ありんこ - 面白いです! (2020年1月13日 13時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
煌星(プロフ) - すごい面白いです! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 07a235a149 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 毎回楽しみに拝見させてもらってます!これからも応援しています! (2020年1月7日 23時) (レス) id: 14536be37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:circle | 作成日時:2019年12月21日 11時