【wrwrd!】お米食べてどうぞ。２【男主】

６９、残念だったな！ ページ25

sp「SAN値守るために俺がいいって言うまで目ェ瞑っといてください」

『え、なに……わかった……怖い……』

sp「悪いようにはしないんで安心して俺に体委ねて」

『言い方』

際どいったらねえな。素直に目を瞑っているとバイクが止まる気配。つーか止まった。

sp「腰から手、放して、で、ちょっと待ってて」

ショッピがバイクから降りた。何も状況がわかんないくて怖い。ココドコ誰か……

『ウェヒィッ！？』

sp「俺の手です。」

『あ、手の方は紫苑か…。目の上の手は…』

zm「フーン俺だぜ！」

『睦月ィ！……ビビるだろ…』

sp「じゃあ、ゆっくり降りてください。で、俺の手しっかり掴んで離さないで歩いて」

『う、うっす…』

zm「後ろには俺がいるからなぁ！転んでも大丈夫や！」

『何が？？』

ショッピに手を引かれ、ゾムに目を覆われたまま歩く。俺はどこに連れていかれてるんですかほんとに

sp「…つきましたよ」

『ええ…着いたん？どこなんですかここ…』

zm「さぁ、何処やろな！んふふ」

sp「じゃ、開けるんで睦月さん」

zm「ほーい」

『え゛っ！？ぅ』

ショッピが扉を開けた音が聞こえたのと同時くらいにゾムの手が外れ、そしてそのまま背中を押され前につんのめる。しかも誰かに腕を引かれた。ば、と顔をあげると、そこには見知った面々が笑顔でこちらを見ていた。え？

kn「せーのぉ！」



「「「A、誕生日おめでとう！！」」」



『……………………




え？』




os「思考が追い付いて無いやん！」

sh「あはは！めっちゃ間抜け顔！」

kn「気の抜ける「え？」やな！」

ut「訳が分かりませんって顔に書いてあるやん」

『え？何？え？だ、緊急事態じゃ』

tn「誰！？そんなこと言うたの」

ci「それっぽいことは言った覚えが」

em「呼び出すにしてももう少し言い方があったでしょうに」

sp「焦った顔のAさん、なかなか面白かったっすよ」

『き、緊急事態じゃないなら、この集まりは一体』

zm「だからさっき言ったやろ、誕生日おめでとうって」

ht「驚きですっぽ抜けたんだな」

rb「ま、無理もないな！」

gr「……さて、A？」

『は、はい？』

gr「嘘を吐いてここに連れてきたことは謝ろう。
俺たちはどうしてもお前の誕生日を全員で！祝いたかったんや！嵐は残念ながら現地参加はできんかったが…」

『…じゃあ、皆、俺の為に集まってくれたって、こと？』

tn「ずっとそう言ってるやろ。皆でおめでとうって言いたかったんや」

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