【wrwrd!】お米食べてどうぞ。２【男主】

６３、心はいつまでも少年でいたい ページ19

前回意図せず病弱系ヒロインみたいなことした俺ですがあの後普通に復活しました。
ご迷惑をおかけしました。
今日は目の前になぜか鬱君がいます。

『だーかーらーやだってぇ』

ut「そんなこと言わずにィ」

『やーだーよー実写なんて』

なんかすごい実写動画に誘われてる。実写は嫌や。俺がもやしなのがバレてまう…！！！

ut「全身モザイクでもいいからぁ。惇が何とかしてくれるからぁ」

『それはそれで嫌！全身卑猥みたいになるやろ！ってか惇に丸投げすんな！』

生きてるだけでわいせつ罪とかもう生きたくないわ。

ut「なー！この通り！先生も会いたがっとるんよ！」

『…そもそもなんで俺を出したがるん？』

ut「面白そうだから」

『ド直球で草』

両手を合わせて俺にお願いをしてくる鬱。ここまで折れないのもなんか珍しいよなぁなんてコーヒーを飲みながら考える。

『…俺の前に他のメンバー出せよ、慎とか』

ut「俺もそう思ってん。でも慎今忙しいらしくて」

『おおん？まるで俺がヒマ人みたいな言い草だな』

ut「実際ヒマやろ」

『クッソなんも言えねえ』

平日の昼にこんなことしてるんだもんな。そりゃヒマ人だよ。働いてるけどね？

『……わーかった。ただし全力で身バレ対策するからな』

ut「！ほんまに！？やったぁ！おおきに！めっちゃ嬉しい！
あっ身バレ対策と言えばな！先生がめっちゃかっこいい黒衣作ってん！丈のめっちゃ長いヤツ！自分用にしては細すぎるから誰かに着させたいゆーとったから連絡してみるわ！」

『お、おう…』

喜びからか矢継ぎ早に色々言ってくる鬱。お前そんなに早口で喋れたんだな…
それからあれよあれよと色々なことが決まりました。君の行動力に脱帽。

ut「…ん！ひとまずこんなもんかな！」

『わかった』

ut「あ、先生から返信来とった。黒衣こんな感じなんやけど」

『ほーん、え、めっちゃかっこええやん』

写真を見てみれば予想以上にめっちゃかっこいい黒衣。やっべええ何かフードついてるし！袖も丈も長め！厨二心がくすぐられますねぇ！

『ええやん！』

ut「せやろ！多分サイズも大丈夫だと思うからひとまず俺んちに送ってくるって」

『了解』

なんか急に楽しみになってきたぞ！ちょろいな俺！

『どんな実験するんだろうな』

ut「まぁ…命の危険はないと思うで。人権はわからんけど」

『周脚本だもんなぁ…』

あの人何するかわからんから…怖いなぁ(小並感)

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