【wrwrd!】お米食べてどうぞ。【男主】

１２、顔良い ページ14

『いやしかし…ほんっとに世間って狭い』

tn「それな」

gr「同じ関西圏ってだけで驚いたが…まさか同じ地区…そんなことあるんだな」

『いやほんとそれ』

あれからラーメン屋に到着した俺たちはラーメン食ってる。俺？豚骨ラーメン(にっこり)
俺たちに起きた偶然について話し合ってたとこだ。いやだって…ねぇ？

『他のメンバーもこの辺なん？』

tn「おん。大体な。ひとらんらんだけ関東なのは…知っとるよな？」

『モチロンの介』

親近感覚えてるよ勝手に。

gr「米米は関西の生まれなのか？」

『違うよ。関東生まれ関東育ち。こっちには仕事の関係で来た』

関西弁印象強すぎてめちゃくちゃハイブリットされる。似非っぽくなる。

tn「ほ〜ん」

いつの間にか食べ終わったのかトントンが俺の方を見ながら相槌を打つ。
同じく食べ終わった俺も負けじと彼の方を見た。
いや…顔が良い…え？顔がいい…顔がいい…

gr「なに見つめあっとんねん」

ゆっくり食べてるグルッペンから冷ややかな視線が送られてくる。
目と目が合う〜しゅんーかんすーきだーと…ってちゃうわ！

『いや…びっくりするくらい顔がいいなと…』

ほんとにな！何時間見ても見飽きないだろこれ！誰だよ美人は三日で飽きるって言ったやつ！全然そんなことねぇじゃねぇか！もっと見たくてしょうがねぇ！

tn「そんな褒めんとって…照れる…ありがと…」

『は？掘れる』

掘れる(確信)
何この反応…俺男恋愛対象じゃないけどめちゃくちゃ可愛いじゃねえか…俺が同性愛OKだったら間違いなく…間違いない。ってか女だったらほっとかないぞ！？

『トン氏…なんでDTなん…？』

tn「突然えぐっていくぅ」

gr「…トン氏別に女にほっとかれたからDTってわけじゃなくて寧ろ逆。トン氏が女に興味がなかった」

『あー…(察し)』

tn「そんな情報与えんでええやろ…」

確かに女に興味なさそう…エロゲやってるけど…エロゲやってるけど…(二回目)

『エロゲは紳士の嗜みだもんな…』

tn「いやなんの話やねん」

gr「草」

漸く食べ終わったらしいグルッペンが箸を置いた。
ので今度はグルッペンの顔を注視することにした。

gr「…なんや？」

いやこいつも顔良！我辛！
なんか…キラキラのエフェクトが見えます…(幻覚)

『…人相は悪いけど顔いいなこっちも。顔面偏差値えっぐ。人相悪いけど』

gr「二回言った」

『幼女に防犯ブザー鳴らされる顔してますわぁ…アダッ！？』

無言で足踏まれた。正直すまんかった。

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