よんわ! ページ5
コナンくんと別れて、自分の学校に着く。
あの子どこかで見た気がするんだよなぁ。うーん…でも、思い出せないからそのままでいいか。考え続けても始まらないことは自分がよく知っているはず。
なんて1人で思いながら下駄箱で自分の上靴を取り出し、教室へと向かっていく。
すたすたと、賑わいを見せている廊下を一人で歩いていく。
自分の教室が見えてくればがらり、とドアを開けて。自分の席へと向かう。
おはようという言葉は言わない。友達がいる訳でもないからね。だからといっていじめられている訳では無い。
…多少の視線が突き刺さるが気にはしない。
そうして自分の席に着いて、机にカバンをかけて、椅子に腰をかける。
『なにも、することないなぁ…』
ワイワイとした教室ではこんな声さえ直ぐにかき消されてしまうくらいだ。
そんな時にふと、先程から気になっていた黒い封筒をカバンから取り出して。
その手紙が誰かに見られることがないように、開封していく。
えっと、なになに…。
来栖 A 様
あなた様を審神者に任命致します。
放課後、学校までお迎えにあがります。
何卒、よろしくお願い致します。
政府
えっこれ政府からなの!?
なんて声に出さない代わりに目を見開く。
ていうか審神者って巷では下手すりゃ帰れなくなるとか聞いたけど…。なんで私なのかな。
でも、変わったことのトライするのも悪くないよね。
楽しそうじゃんか。
そう、このたったの3行だけのその手紙には私の人生を大きく変える文字ばかりが乗っていた。
そんな情緒不安定な私を気にかける、3人の目線に気がつくのはきっとまだ先のお話である。
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ひなちゅ(プロフ) - こだぬきさん» ヒェー!!嬉しいです。゚(゚^ω^゚)゚。しっちゃかめっちゃかになってたりしてて不安だったのですがそう言って貰えて、本当に嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします・・・!!! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 1ac6d2fcee (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました!刀剣男士みんな可愛いです…(*´ω`*)そこに、コナン君達がどう関わっていくのか今から楽しみです!また遊びに来させて頂きます! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2019年5月3日 2時