にじゅ！ ページ21
運ばれてきたパンケーキたちを見つめて私は驚く。
わぁすごい…何がすごいって、離乳食でも食べられるケーキが普通に美味しそう。パンケーキは可愛らしい、今どきの感じだ。ハムサンドからはほわほわとした美味しそうな香りが。
運んできてくれた大きなお兄さんに『ありがとうございます』と伝える
「大丈夫ですよ…そういえば、ここら辺にお住まいですか？」
『えっと、私はここら辺に住んでますよっ…。きりちゃんは先食べててもいいよ？長谷部くんは私と一緒に食べようね』
長谷部「あい〜っ！」
髭切「いや、みんなで食べたいから待っているよ。」
そうはいっても、きりちゃんに関してはすごい食い掛かりそうな勢いでパンケーキを見つめている。
余程お腹すいてたのかな？笑
そうして、お兄さんからは質問を受ける。私そんなに怪しいのかな、って思った。
「そうなのですか。あまり見かけないものでしたから。差し支えなければお名前をお聞きしても？」
わたしなんかに何で名前を聞くのかな。
どうしようかな、名前は真名を言えないのに。…下の名前だけでもいいよね？いや、ちょっと怪しまれてるのに下の名前だけだと…うーん
『田中Aっていいます。あなたは、なんて言うんですか？』
…無難にしてしまったよね。なんて後悔も過ぎる。
「僕は安室透と言います。」
『へぇ、安室さんっていうんですね！…素敵な名前ですね。』
「ありがとうございます…。ふふ、あなたみたいな可愛らしい女性はあまり見かけませんからね。それでは、ごゆっくりどうぞ。」
『へぇっ…！！？あ、は、はい！！』
いきなりの安室さんの甘い言葉にポッとほほを染める。
それと同時に腕の長谷部くんときりちゃんからすごい黒い視線を安室さんに送り付けてる。やめんか…
髭切「…A、そろそろ食べようよ。」
長谷部『そーれすっ！！』(そうです！)
二人ともムッとした表情を浮かべながら私を見ている。なんだかその姿が可愛らしくて。
でっかい子供が2人みたい。なんだかんだ長谷部くんもここまで話せるのだから。
『あはは、ごめんごめん！一緒に食べようね？みんなで手を合わせて』
「『いただきます/いたらきましゅ！』」
みんなで声を揃えていただきますをいう。高校に入ったら友達としたかったことだった。
友達じゃなくても、出来たから。
きっとそれは、いつもの郵便さんを、黒い封筒を無視していたら始まらなかったこと。
なんだか、自分の家庭を持ってる気分だな。
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ひなちゅ(プロフ) - こだぬきさん» ﾋｪｰ!!嬉しいです｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡しっちゃかめっちゃかになってたりしてて不安だったのですがそう言って貰えて、本当に嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします･･･！！！ (2019年5月7日 22時) (
レス) id: 1ac6d2fcee (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました！刀剣男士みんな可愛いです…(*´ω｀*)そこに、コナン君達がどう関わっていくのか今から楽しみです！また遊びに来させて頂きます！ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2019年5月3日 2時
