じゅうわ！ ページ11
『もう2振りの…姿も、みたいな。』
そうして、2つの太刀を目にする。
茶色さのある鞘が特徴的な方と、真っ黒な鞘が特徴的な鞘。
すっ、と茶色い鞘の特徴的な方に触れてみる。
するとまた、花弁が舞う。
ハニーレモンのふんわりとした髪に、優しそうな目付き。可愛らしい顔つきで背の高い彼を私は、必然的に見上げる形になってしまう
「源氏の重宝、髭切さ。…君が近代の主で…って、ありゃ？随分小さいんだねえ。」
そんな細い腕のひょいっと抱き上げられてしまう。
ちょ、折れるのでは。そんな細い腕では折れるのでは(大事なことなので2回思いました。)
『はじめまして。私はAって言います。こう見えてもそんなに小さくないです。あと、骨折すると思うので下ろしてください』
というのは建前です。いや、骨折しそうなのは本当だけど。そう、このAは高いところが嫌いなのです。
山姥切「…」(羨ましい)
こんのすけ/小夜「…」(抱っこされたい)
『そこの二人と一匹！じっと見てないで助けて！！？』
そう言った瞬間にぽんっと下に降ろされた。
僕はその程度で骨折しないよ、とか言ってるけど。
腕細すぎるよね、ちゃんと食べさせないとな。
髭切「あはは、ごめんごめん。…A、よろしく頼むよ。」
『許しません、後で買い物連行の刑です。』
久々に怖い思いしたもん。
たくさん買うものもありそうだから荷物持ちとして付き合わせるよね。
髭切「えぇ、…まぁ、僕は構わないけどね？」
嬉しそうな顔するね、こら。
そんな彼をさておきあともう一振の刀を目に入れた。
『あとはあの刀…』
いかにもかっこよく決まっている、刀に触れてみる。
「僕は、燭台切光忠。…青銅の燭台だって切れちゃうんだよ…うーん、やっぱり格好つかないな。…ってあれ？」
またも大きな人だった。今度は私を見つければしゃがんで頭を撫でてきてくれる。黒い眼帯の伊達政宗みたいな。
「はじめまして。私はAって言います。伊達政宗さんみたいでカッコイイです。」
光忠「本当かい？それは嬉しいなぁ」
聞くところによると、彼は伊達政宗の刀だったらしい
『…ふふ、改めてこれからよろしくね！髭切さん、光忠くん、小夜ちゃん、こんちゃん、まんばちゃん』
4振/こんのすけ「あぁ/はい！/うん。」
なんだか、ここに来てから色んな話をしてるよね。そう言えば久々に色々な人に囲まれてるな。これからずっと一緒だって思うと、私は嬉しさで眠れないかもしれないな。
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ひなちゅ(プロフ) - こだぬきさん» ﾋｪｰ!!嬉しいです｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡しっちゃかめっちゃかになってたりしてて不安だったのですがそう言って貰えて、本当に嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします･･･！！！ (2019年5月7日 22時) (
レス) id: 1ac6d2fcee (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました！刀剣男士みんな可愛いです…(*´ω｀*)そこに、コナン君達がどう関わっていくのか今から楽しみです！また遊びに来させて頂きます！ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2019年5月3日 2時
