重なった俺達　　―神童拓人― (ページ4)

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第二話ページ4

貴方「ちょっと拓人！遅刻じゃない！」

神童「うるさい！俺のせいかよ！？」

貴方「あんたのせいでしょ！？何回も私にあんな事して！！」←想像しよう

神童「なっバカ!大声で言うな！！」

貴方「あぁ！！とにかくちこくするぅ＞＜」

…と言っときながら実は嬉しかったなんて絶対いえない

貴方「やった…なんとか間に合った…って、いた！」どんっ

神童「あちゃｗスイマセ…」

貴方「ごめんなさ…」

私がぶつかった人…

もっとも望んでなかったヤツ

南沢「A？」

貴方「スイマセン。それじゃ私遅れるので」

神童「あ！おいA！」

南沢「待てよ！」

お兄ちゃんは私の腕を強引に引っ張った

それと同時に昔の過去が蘇った―

～回想～

貴方『った！やめてお兄ちゃん！』

南沢『お前が悪いんだろ！？』

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回想終了

貴方「っあ…や…やめて…グス」

南沢「なんで泣くんだよ…」

神童「…南沢さんスイマセン。俺ら遅れるんで」

貴方「拓人！」

そう言って私達は逃げるようにその場から立ち去った

　体育館倉庫

貴方「あ…ぅ…ヤダッ…」

神童「…A」ぎゅっ

貴方「たくと…」

拓人はわたしを強く抱きしめた

神童「大丈夫…なにがあってもAは俺が守る」

貴方「…有難う…」

そんなこと言ったものの

正直半分が不安だらけだった。

私はあの人から逃れる事が出来るのかな…？

貴方「……」

神童「…A」ドサッ

貴方「え！？拓人！？」

神童「そんな暗い顔ばっかすんな！」

貴方「///う…うん///」

大丈夫。

私には拓人がついている。

大丈夫
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だよね―？