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「お腹は空いてないか?あ、新しい簪もどうだ?一つじゃ不便だろう?伊之助へのお土産も見るか?あ、それなら禰豆子や善逸のも…」
「たッ炭治郎!!」
「!…ごめん、一人でベラベラ喋ってッ…三日月と出かけれるのが嬉しくて…」
一人でハシャいでるのかと思った炭治郎はシュンと眉を下げる。
「!ち、違う、たくさん言われて、迷った……全部行こう!!時間はまだあるだろ!!
私も炭治郎と出かけれて嬉しいからな!!」
「…うん!!」
自然と繋がれた手は離れること無かった。
人脈も良く、訪れた店はニヨニヨと二人を見ていたらしい。それに炭治郎と三日月は少し照れるとお互いに笑う。
「あとはお土産だけだな」
「あぁ。兄貴は最近センベイにはまってるからソレを買う!」
「なら、禰豆子たちのもそこで見ようか」
__________ドンッ
「ッ…ご、ごめん」
「わ、すみません!」
つい話に夢中になってしまい、三日月の肩と歩く男性の腕にぶつかってしまった。すぐに謝り、炭治郎も一緒になって謝る。
「っあ〜〜いて〜…」
「……そんな強く当たってねぇぞ」
「(嘘の匂いがする…」
だが最悪にも面倒な人にぶつかってしまったようだ。
「おいおい大丈夫かよ!」
「ダメだぁ…こりゃ歩けねぇよ」
「腕と足は関係ねぇだろ」
「うるせぇなぁ!!痛すぎて歩けねぇんだよ!!金おいて去れや!!」
「!!」
強気にでた男性が三日月の襟を掴むと引き寄せる。炭治郎もお互いに謝って済むと思っていたが、相手は嘘をついてまで金を求めている。
「あの、嘘の匂いがするので本当は痛くないですよね。歩けないなら立てないはずですよ。」
「匂い?何言ってんだよ。お前、コイツの彼氏?ちょっと借りるだけ…」
「離せやッ」
三日月をそのまま連れ去ろうとする男性に、炭治郎も大人しくいられない。
それと同時に、血の匂いが…
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イチゴじゃむ(プロフ) - まゆゆさん» そ、そんな…!(*´-`*)テレルヤン…こちらこそ最後まで閲覧してくださりありがとうございます!!こちらもコメントをいただき幸せです!!(´;ω;`) (2021年3月29日 2時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 幸せな気分になれる作品ありがとうございます♪ (2021年3月28日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» 分かります笑笑語彙力のない作品ですが、改めまして閲覧ありがとうございます!!(^ω^) (2020年3月25日 12時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
レレリ(プロフ) - イチゴじゃむさん» まぁ、そうですね!言うて私18以下でもめちゃくちゃ見てました!笑← (2020年3月24日 22時) (レス) id: 16e8e317f9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» ムフフ(´・∀・`)まあ注意なので読んではいけないなんて書いてないのでねェ!!!!(((ありがとうございます!!!笑笑頑張らせていただきます!!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2020年2月19日 1時