検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:117,627 hit

番外編《兄妹喧嘩》 ページ39

「うわぁぁぁあ絶交だッッ!!兄貴なんてもう知らない!!!」







「はァア"!?お前がこんなとこに放っておくのが悪ぃんだろーが!!!」







お昼の怒鳴り声は藤屋敷でよく響く。

久しぶりに四人と禰豆子での任務が来たので、大量の鬼を覚悟で町へやってきていた。鬼を斬ると翌晩にはまた鬼が現れる繰り返し。一気に出てこないせいで皆は仲良く藤屋敷でお泊まり。







だが現在、とある一部屋で睨み合う同じ顔。

男は眉を上げて怒り、女は涙をこらえて頬を膨らます。







「たかはるの着物はただでさえボロいんだぞ!!兄貴の刃こぼれした刀を上に置いたら引っかかるのは当たり前だ!!

刀を置いた兄貴が悪い!!!」







「じゃあ放ったらかしに置いとくんじゃねぇ!!!広げてたら置く場所がねぇだろ!!ッんとに馬鹿野郎だ!!」







「馬鹿って言った方が馬鹿なんだ!善逸が言ってた!」







「そーかよ!んな奴の方がよっぽど信用してんのか!!

三日月なんてもう知らねぇ!!紋逸にでも兄貴になって貰えば良いんじゃねぇのかァ!?」







「ッ…うぅぅ!!」







フンッ!!と言い終えた伊之助が乱暴に部屋を出る。後ろからは三日月のすすり泣く声。

ピタッと止まれば…







「………はァァァァア…」







大きなため息と共に崩れ落ちる。

一部始終を見ていた炭治郎、善逸、禰豆子は落ち着いたのか様子を見て伊之助の元へ駆け寄った。







「伊之助、さすがに言い過ぎじゃないか?何が原因かは分からないが、三日月の兄が善逸に務まるはずないだろう?」







「……俺は謝らねぇからな」







「(って言うか、お互い"本気じゃない"音だったし……え?炭治郎なんて言った?」







「ムー…」







「そうだな、禰豆子は三日月の側に行けあげてくれ。きっと今頃悲しんでいる。後で俺も向かうよ。」







「ム!」







禰豆子は三日月の部屋へタッタカ。そこには…

↓→←↓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (178 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
275人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 双子 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イチゴじゃむ(プロフ) - まゆゆさん» そ、そんな…!(*´-`*)テレルヤン…こちらこそ最後まで閲覧してくださりありがとうございます!!こちらもコメントをいただき幸せです!!(´;ω;`) (2021年3月29日 2時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 幸せな気分になれる作品ありがとうございます♪ (2021年3月28日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» 分かります笑笑語彙力のない作品ですが、改めまして閲覧ありがとうございます!!(^ω^) (2020年3月25日 12時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
レレリ(プロフ) - イチゴじゃむさん» まぁ、そうですね!言うて私18以下でもめちゃくちゃ見てました!笑← (2020年3月24日 22時) (レス) id: 16e8e317f9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» ムフフ(´・∀・`)まあ注意なので読んではいけないなんて書いてないのでねェ!!!!(((ありがとうございます!!!笑笑頑張らせていただきます!!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2020年2月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。