えぇ…… ページ36
まふまふside
天月くんが王子をやめるって言いだしたら、困ると言い出したAさん
どうやら彼女は、なにか企んでいるようだ
ちらりとセンラくんを見てみると、彼はただ肩をすくめて見せた
Aさんがやろうとしていることは知ってるようだけど、言う気はないみたい
天月「困るって……その……なんで？」
A「だってあなたにはちゃんと、次の王の座を継いでもらわないと」
天月「うん、なんで？」
A「私たちとの交易権をあなたに託したいから」
天月「え、なんで？なんでそんな大切なもの僕に？」
確か今の交易権は王様の臣下の人が握ってるって言ってたけど……
あれ、そういえば天月くんを狙ったのも臣下って言ってたな……
もしかしなくても同じ人だったりするのかな
余程疑問に思ったのか、天月くんがAちゃんに質問を繰り返す
長い一問一答をまとめると、
Aちゃんが天月くんを狙って、かつ魔物との取引を仕切ってる臣下をぶっとばし
そして取引権(交易権)を王様に返す。
だけど現王は歳でそろそろ隠居したかったらしい
しかし、隠居しようにも王子にはまだその気がなく、魔王襲来がいい機会だと思いこうして送り出したようだ
まふまふ「なんて王様だ……」
うらたぬき「とんでもないな……」
センラ「ちょっとまち。Aちゃん一人でやろうとしてます？」
A「なによ。私にはできないって言うの？」
センラ「いやぁそこまでは言ってないですけど、ご自覚はあるようですね」
そばを離れてなおAさんを煽るセンラくん
志麻くんがこの二人は歳が近くて、悪ふざけしてるようなもんって言ってたけど…
一方的にAさんが負けてる気が……
志麻「どちらにせよ、A一人じゃ行かせらんねぇよ。大魔王とも約束しちまってるし」
nqrse「守れなかったら俺らクビにされちゃうし」
luz「それに！大人数で行った方が迫力あるよ！ドラゴンも連れて行こうよ！」
志麻「お、いいな。あとはそうだな……見栄え的にハーピーも連れて行った方が…」
A「見栄えというならオーガも外せないわ」
僕等を置いて物騒な話を始めた魔物のみんな
戦力がどうのこうのではなく、見栄えの話をしているあたり、
はなから向こうの戦力を気にしてないようだ
うん。それはまぁいいとして……
まふまふ「あの……魔物が人間への攻撃って禁止されて……」
センラ「あぁ。じゃあ今の忘れてくださいね」
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三歩止 - しずかさん» ありがとうございます！嬉しいです！もうすぐ続編に行くので読んで下さると光栄です！ (2019年8月28日 22時) (
レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
しずか - このお話、私のタイプどストライクです!!魔王の性格とか私の求めていたものです!!愛読させていただきます。 (2019年8月23日 17時) (レス) id: ef7732b81a (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - フランさん» そう言って貰えると嬉しいです！新作は特に言うこともなかったので1番最後に付け足してみました……！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - さくさん» ありがとうございます！時間見つけ次第更新していきたいと思います！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - この作品面白くて凄く好きです……！後新作の報告とかを1ページ使わずに下にちょこんと乗せている所も好きです() (2019年7月12日 0時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：武蔵野 三歩止（ﾑｻｼﾉ ﾐﾎﾄ） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年2月27日 18時
