お中元 ページ3
貴方side
社長こと鈴村さんから夏休みを頂いた
スケジュールギリギリで貰った夏休み
とりあえず初日は家でのんびりとすることにした
ピンポーン
突然鳴り響くインターホン
秀斗「俺出てくるよ」
『ありがとう』
大智「母さん何か買ったの?」
『特に届く予定のものは無いけど...うーん』
秀斗「母さん、沖縄のじいちゃん達から届いてるよ」
秀斗が抱えていた物は大きな箱
もしかして...!
『やっぱりお中元ね〜。早速開けてみましょう!』
ハサミを使ってダンボールを開ける
大智秀斗「うわぁ!」
そこにあった物は
大智「マンゴー!?」
秀斗「こんなに沢山すげー!!」
箱いっぱいに入っていたのはつやつやと輝く大量のマンゴー
『今年も大収穫みたいね。どうやって食べようか』
秀斗「いやいや、ちょっとツッコミたいことが沢山あるんだけど!?」
大智「なんでこんなに高級品が沢山!?」
『あぁ!そうね、2人は小さい時にしか見た事なかったわね。実は玉城の家の畑にマンゴーの木が植えてあるのよ〜』
大智秀斗「はぁぁ?!」
お父さんの弟、つまり私の叔父がマンゴー農家なのだ
大智と秀斗が2歳ぐらいの時に1度その畑に行ったことがあるけど、小さすぎて覚えてなかったみたいね
大智「じ、じゃあ毎年この時期にデザートでマンゴーのスイーツが多いのって...」
『お父さん達から送られてきたやつを使って作ったものよ』
秀斗「マジか...。俺、今まで母さん達が買ってきた物だと...」
大智「だってまさか親戚にマンゴー農家が居るなんて思わないだろ」
『あら、私が子供の時は毎年食べてたわよ』
大智秀斗「母さんはマンゴーが高級品だってことを自覚して!」
何故か怒られてしまった
浅「ただいま〜。お、何してんの?」
『おかえりなさい。見て、こんなに沢山マンゴーが届いたの』
浅「おぉ、今年も凄いな。で、これで何作るの?」
『シャーベットにしてマンゴーかき氷なんてどうかしら、台湾にあるやつみたいに!それに、半分は会社の人達にお裾分けしようと思ってるわ』
浅「おっ、いいね。じゃあ俺も持って行こ」
『大智と秀斗もお友達にお裾分けする?』
大智秀斗「」
浅「ん?どうした2人とも?黙り込んで」
大智秀斗「駄目だ、この人たち感覚が麻痺しすぎてる...」
浅「『ん?』」
この後2人にマンゴーがいかに高級品なのか説教されました。
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和泉梓 - VSサメ可愛い (2020年6月19日 0時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
明日翔(プロフ) - 初めまして!私も今年から大学生になりまして、作者様と同じ境遇でございます…。オンライン授業などが始まっておりますが、不十分な点ばかりで大変だと思います。お互いに頑張りましょう! (2020年5月19日 2時) (レス) id: 472cb6bdef (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初めまして!こちらの作品、なんども読み返すくらい大好きです!暑くなってきておりますし、どうか無理なきように…。これからも応援しております!! (2020年5月16日 8時) (レス) id: 541d7ae82b (このIDを非表示/違反報告)
奈津紀(プロフ) - 夜分遅くにすみません!なんで投票が何回も押せないのかってぐらい読んでて楽しかったです。大学生大変かも知れませんが、どうかお身体をご自愛くださいね。更新お疲れ様でした。 (2020年5月16日 3時) (レス) id: 05fc9e1e4f (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - え……。終わって欲しくない……。(つД`)ノ (2020年5月13日 22時) (レス) id: 267a177664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラララちゃんですよ〜 | 作成日時:2019年8月12日 16時