浅沼家の日常5

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浅沼side

ガララ


秀斗「お、終わった？」


『えぇ』


無事に二人分の四者面談が終わり廊下に出る


どうやら二人のクラスは今日の分がこれで終わりらしく廊下は人気がなかった


人がいないことをいいことに四人横並びで歩く


秀斗「大智の時、先生変な事言ってなかった？」


『言ってなかったわよ(笑)でも...』


秀斗「でも？」


浅「全国模試2位だったらしいじゃん」


秀斗「あっ...」


大智「2位のやつが黙っとくなよな。俺も言う羽目になったじゃんかよ」


秀斗「なんだよ、2位だぞ。どうせなら1位が良かっただろ〜」


大智「俺に勝っておいて...」


『まぁまぁ、二人とも頑張ったじゃない。次があるからいいのよ』


大智秀斗「全国模試1位の母さんが言うなよ〜」


『ゔ...』


おぉ、珍しく双子に言い負かされてる


ここは助け舟を出してやるか


浅「...それよりも二人とも〇□高校なんだな。正直別々になると思ってたけど」


大智「話し合った訳でもないんだけどな。たまたまだよ」


『でも〇□高校かぁ、難関ね』


浅「今のところ調子なら大丈夫だろ。一応全国模試2位と3位だからな(笑)」


秀斗「せっかく話それたんだから戻すなよ！」


大智「(笑)っていうの凄いムカつく」


ポコポコと怒る双子(笑)


まぁ何にせよ二人が行きたいところに行けたらそれでいいな


うちにはAもいる訳だから模試で1位も遠い話じゃあ無さそうだし


『...じゃあ〇□高校に首席で合格したらいいじゃない？〇□も全国レベルの学校なわけだし』


大智「え」


秀斗「首席...？」


浅「マジかー」


前言撤回だな


双子が首席合格するのも遠い話じゃ無さそうだ


それにしてもうちの紅一点、怖っ(笑)


『ふふ、今日から勉強も頑張らなくちゃね』


大智秀斗「oh......」


息子たちよ、生き抜け

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