浅沼家の日常4

二人 ページ23

貴方side


スタッフ「お疲れ様ですAさん」


『お疲れ様でしたー！』


今日も一日の仕事が終わった


この後の予定も特に無いため、スーパーに寄ってからそのまま帰ることに


『今日の夕飯はどうしましょう』




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スーパーに着いてカゴを手に取り、まずは野菜コーナーへ


あ、にんじんが安い


確か家にじゃがいもと玉ねぎはあったはずだからカレーにしましょう


それなら残った分を明日に回せて楽だわ


頭の中で献立を考えて、にんじんをカゴの中に入れていく


そして次にお肉のコーナーへ


そこでも3パックほどの鶏肉をカゴに入れた


すると後ろから


浅「あれ？A？」


『！晋さん。お仕事は終わったの？』


声をかけてきたのは晋さん


スーパーで鉢合わせするなんて珍しいわね


浅「うん。これから帰るところだったんだけど.....すごい量だねカゴの中」


『え.....あっ、大智と秀斗、明日まで合宿で居ないんだった...』


浅「やっぱり忘れてたな(笑)」


うっかり大智と秀斗が居ないことを忘れて、いつも通りの量を買おうとしていた


浅「じゃあ俺にんじん戻してくるわ」


『ありがとう(笑)』


さりげなくカゴを取られて、一緒にレジへ


晋さんはちょうど牛乳が切れていた事を思い出して来ただけだったらしくカゴの中身もそこまで増えていなかった


店員「合計で2540円です...ありがとうございました〜」


会計も済ませて2人で帰路に着く


スーパーは家から歩いても来れる距離なので並んで歩く


浅「双子がいないことを忘れるって、珍しいミスだな」


『いつも居るから、つい(笑)』


浅「危うく3日ぐらいカレーになる所だったな」


『本当ね』


そんな感じで他愛ない話をしながら歩いた

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