浅沼家の日常7

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貴方side

あれからしばらく経って、時計も満足のいく仕上がりになった


そして今日は広告のための撮影の日


都内のカフェを貸し切っての撮影となる


島「やっぱり俺の想像通りのキャスティングだったな」


『え、そんなにわかりやすかった？私はあの時咄嗟に思いついたキャスティングだったのだけど』


島「いや、お前なら100%そうするって思ってた」


『え〜そんなに？』


私があの時咄嗟に思いついた男性モデルが撮影している間に駄弁る私と島さん


メイク「Aさん、そろそろお着替えお願いします」


『はーい。じゃあ島さんまた後で』


島「おう」


最低限の人数で行われている撮影


スタッフさんも私達も大忙しだ


カメラマン「Aさん、まずはフォーマルの撮影なのでパソコンなどを使って動いてみてください」


カフェの席でパソコンをいじったり、電話してる風にポージングをしていく


もちろん主役である腕時計がちゃんと見えるように工夫もしている

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カジュアルとフォーマルの2パターンに3種類の時計を付け替えながら行われた撮影


早朝に始まったものの、最後の撮影になる頃には夕方になりかけていた


カメラマン「じゃあ最後にデートしているっていうシチュエーションでとります。2人はコーヒーとか飲みながら自由に動いてください」


はーいと返事をして、カメラマンさんの言う通りカフェのスイーツやコーヒーを飲みながら他愛もない会話をしていく


『___それでね、この撮影の男性モデル決めをずっと忘れてたの』


「え、じゃあ俺のことが一番最初に頭に浮かんできたってこと？めっちゃ自慢できるじゃん」


カメラマン「______はい！OKです！お疲れ様でした〜」


「『お疲れ様でした〜』」


1日かけての撮影も無事に終了し、後は発売日を待つだけとなった


「お疲れ様〜。これで繁忙期は過ぎたって感じ？」


『えぇ、これからはゆっくり眠れそうだわ。いきなり撮影をお願いしたのに引き受けてくれてありがとう』


「いやいや、一緒に撮れてこっちも嬉しいよ。良い広告になってるといいね」


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@Tamak!_staff
玉城A×腕時計プロジェクトの製品が完成致しました！デザインは全3種、ベルトの素材やサイズなども調整可能！この1年沢山話し合ってようやく完成した腕時計です。たくさんの人に使用していただけることを願っています【玉城】

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