浅沼家の日常3

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貴方side

運がいいのか悪いのか、最前列に当たってしまった私達


右隣の大智と秀斗はとっても目が輝いている


そして左隣の晋さんも楽しそうだ


エレベーターが上がっていく感覚にさらに心拍数が上がっていく


浅「A、怖いなら腕掴んどけ」


『...そうする。』


晋さんの腕を掴んだ瞬間、目の前にハイタワー３世とシリキ・ウトゥンドゥが現れ、消えていく。


その瞬間壁が開きパーク内の景色が見えた


そして


お客さん「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」


大智秀斗「うぉー！」


一気に下に落ちていくエレベーター


急降下したと思えば


浅「え、めっちゃ上がるじゃん」


一気に上がり再び落ちていく。


それを何回か繰り返してようやく終わった


大智「楽しかったぁぁ！」


秀斗「一瞬浮いたよな！」


浅「久しぶりだなぁあの感覚。A、大丈夫だったか？」


『えぇ、意外と大丈夫だったわ。晋さんにしがみついていたからかもしれないわね(笑)』


出口専用の通路を歩きながらそう話す


でも心配していたよりも大丈夫だったのは本当だ


秀斗「あ！写真出来てる。...おぉ意外と写りがいい」


大智「母さん達もちゃんとポーズ出来てるじゃん」


浅「本当だな(笑)1枚買っておくか」







その後も色々回ってアトラクションは大体乗ることが出来た


それにミッキーやミニーとも写真を撮ることができて大満足だ


パーク内に入ってほぼ半日


辺りもすっかり暗くなり、私達は帰ることにした


秀斗「はぁ〜、楽しかった。明日から学校かぁ」


浅「俺達も仕事だよ(笑)」


『頑張りましょう』


大智「次はランドにも行きたいな」


4人で並んでエントランスへ向かう



『それにしても大智と秀斗がシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジに乗りたがるなんて思わなかったわ』


大智「あー、それはな...」


秀斗「声の王子様で諏訪部さんの曲聴いて...」


浅「なるほどな(笑)納得だわ」


『諏訪部さんきっと喜ぶわね』


そんな話をしているとエントランスの地球の模型のところまで来ていた


大智「最後は写真撮ろうよ」


浅「いいね。お願いして撮ってもらおう」


人が少ないタイミングを狙って撮ってもらう


浅「いやぁたまにはいいな」


『そうね』


秀斗「父さん、母さん。」


大智「今日は連れてきてくれてありがとう...楽しかったよ」


浅「『また家族全員で来ような/来ましょう！』」



たまたまオフが被って本当によかった

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