浅沼家の日常

朝の光景 ページ5

貴方side

浅、大、秀「『いただきます』」

全員で揃って食事を始める

どんなに忙しくても朝ごはんはきちんととる。それが我が家のルールの1つだ。

浅「ん！この野菜スープうまい！」


大智「初めて飲むやつだけど、何入れたの？母さん。」


『これね、トマトを刻んで入れてみたの。これなら食べられるでしょ？』


大智、秀斗「え...トマト？」


そう、我が息子大智と秀斗は大のトマト嫌いなのだ


何でも食感が嫌らしい。


『そろそろ好き嫌い無くさないと、いつまで経ってもお父さんの身長越せないわよ』


秀斗「母さん、おかわりある？」


大智「俺も」


浅「いや、はえーな！！」


大智「だってあと、6センチなんだぜ」


秀斗「来年までには越したいよな」


『はいはい、2人とも大きくなっちゃって。中二男子の平均身長を、遥かに越しちゃってるんだから




そろそろ手加減してあげないと、お父さんが泣いちゃうわよ笑』


浅「泣かねーし！そんな簡単には抜かせねーよ！？」



大、秀「それはどうかな？？」


こんなふうにワイワイしながらふと、時計を見ると時刻は6時30分


『ほら、みんな急いで食べないと遅れるわよ。
さっさと食べちゃって！』


大、秀「やべっ、朝練じゃん！」


浅「ここからスタジオ遠いんだった！」



急いで朝ごはんをかきこむ3人を尻目に私は洗い物を始める。


この調子だと余裕を持って出られそうだ。


大、秀「ごちそうさま！いってきます！！」



『気をつけてね〜』


浅「転けるなよ笑









俺もごちそうさま。Aはいつ頃出れそう？」



『食器すすいだら出れるわ。荷物も準備してあるから』


浅「じゃあ、俺荷物取って来るわ」



『あら、ありがとう』



そう言いながら食器をすすぎ終わる


同時に晋さんも部屋から出てくる。



2人揃って玄関に向かい靴を履いていると



浅「今日は17時に終わるんだったよな。じゃあ、俺が迎えに行くからスタジオで待ってて」


『え、いいの？』


浅「どうせ買い物もあるんだろ？ついでに大智と秀斗も途中から合流するだろうしな。」


『分かったわ。終わったら連絡するからお願いね』


浅「おう。...お、ちょうど島さんも来たことだし、また後でな」


『はーい。いってきまーす』


浅「いってらっしゃーい」









島さん
本名 島田 康介 Shimada Kousuke
44歳 男 独身
Aのマネージャー

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ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

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