浅沼家の日常10

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宮野「お次のミッションは、こちら！」

【カッコよく踊れ！新OP！！】

『あー、覚えて来いって言われてたのって…』

宮野「Aさん崩れてる崩れてる」

『んん…』

【中堅ハチキャスト陣の中でも特にダンスが上手と評判のお二人にはあらかじめ新OPの振り付けを覚えてきてもらいました！】
【新OP発表と同時に華麗なダンスもお楽しみください】

『ミュージックスタート』

・

【お見事でした！さすがダンス部のお二人】

『いや、剣道部なんだが』

宮野「ちょ、ちょっと一回宮野とAさんに戻らせて！さっきのダンスがキツすぎて奏汰と迅が崩れる！」

『へんし〜ん』
『…っはぁー。疲れたぁ』

宮野「Aさんすっごい！動作も何もかも迅だった！」

『新OPがこの場で公開という事で、誰にもばれないようにコソコソと練習してきましたから。初めに振付師の先生のお手本見せてもらったとき、鬼畜だって思っちゃったよ』

宮野「そうですよ。こういうのってみんなで覚えて楽しく踊ろう！っていうスタンスで作るやつじゃない？」

【楽しくなかったですか？】

宮野「スタッフの中に鬼がいる」

・

【最後のミッションはこちら！】

『「大迫力！“あの”試合を再現！！……？」』

『ダンスの後なのに？』

宮野「え、無惨様いる？」

『え、倒さなきゃ。日輪刀どこ？』

宮野「やば斬られる」

【上弦の鬼と柱がここに居るけれど！早く迅と奏汰に戻ってください！】

『へんし〜ん』
『はぁ…“あの”試合とは…』

【ここに迅と奏汰がいるという事は…】
【そうです！アニメ第3クール第8話「交剣知愛」より、世利迅VS矢吹奏汰の試合を再現していただきます！】

『がんばろう奏汰』

宮野「そうだね迅」

【〜準備中〜】

【アニメ第8話「交剣知愛」より、アクション！】

宮野「《世利くん、だよね。俺は矢吹奏汰。お手合わせ願いたい》」

『《…矢吹奏汰》』

宮野「《そ。1年B組の矢吹奏汰だよ。で、試合はしてもらえるのかな？》」

『《いいよ》』

宮野「《(驚いた。世利迅はお高くとまってる性格って噂だったけど…)ありがとう世利くん。監督に声をかけてくる》」



宮野「《やぁぁぁぁぁっ！！(ぐっ、やはり強い！体格もパワーも俺の方が上なのに…。だけど完全に俺の動きを読んで、そして何より…速い！)》」

『《！面っ！！》』

「面あり！」

宮野「《(やはり、負けたか)》」

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