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次学校に来た時に、どうして出てこなかったの？なんて聞くと
しんどくて寝込んでることが多いからポストに入れといてくれたら嬉しいな。と言われたとのこと
それからは永瀬くんにプリントを届けるときはポストに入れて帰るというのが暗黙の了解らしい
私はそんな結菜の話に呆れる
そんな私を無視して結菜は話を続ける
結菜「それに…！女の子は基本的に断らないって噂だけどキス以上の関係はまだ誰もいないらしいよ！
キスも絶対に女の子からで1度したらもう2度とないらしい」
私は結菜の話に少し驚いた
誰ふり構わず体の関係を持ってるのかと思ってた
え、
というかキスは1度なの？
女の子から…
でも私の時は顔を永瀬くんから近付けてきてた
じゃあれはキスのつもりではなかったの？
色々考えたけど私は考えるのが面倒になった
そして、
A「しんどい時に対応するのは誰だって嫌でしょ。
まぁ私は別に会っても特にこれといった用事はないからポストに入れてすぐに帰るよ」
結菜「本当あっさりしてるわね！
永瀬廉なんてこの学校のアイドルみたいなものよ？
あんな綺麗な顔見たことある？！」
確かに綺麗だとは思うけど
海人の顔も負けずに綺麗だと思う
なんて考えているとふと気になった
A「結菜…もしかして永瀬くんのこと」
そう遠慮がちに聞いてみると
結菜「いや、ないから！
私叶わない恋とかしないタイプだから
それに人気者と一緒にいるのは何かと疲れるし私はモテないくらいの人が丁度良いかな」
なんて言っている
なんだ、違うのね
私は今日その人気者の永瀬くんの家にプリントを届けに行かないとダメなのか
あ、
もしかして隣の席だといずれ分かるってこのこと？
いやいや、そんな休む前提で話を進めないでよ
というか先に言ってるってことは風邪引いてないんじゃないの？
色々思うことはあるけど休んでしまってるものは仕方ないので私は仕方なく受け入れることにした
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
