4話:人間の従業員 ページ5
今日は契約と共に従業員紹介らしい。
私は私服のスカートの裾を直した。
店長「はいみんなちゅうもーく!今日から新しい従業員になった、秋元Aちゃんだよ!んじゃ、Aちゃん、何かひとこと!」
A「え!?よ、よろしくお願いします!」
螺旋「ひゅーひゅー!!」
タチク「(ぱちぱち)」
アレク「…」
店長「んじゃ紹介するn???「店長、遅れたっス!」あ、きた!」
螺旋「遅いよ〜、ハルキ君!」
ハルキ「いや〜、失礼したっス……」
店長「大学は順調かい?」
ハルキ「はいっス!」
そこに現れたのは黒髪の青年。
店長「そそ、ハルキ君、人間の新人が入ったんだ。挨拶してやってくれよ」
店長さんがそういうと、ハルキという青年はこちらを向いた。
ハルキ「初めましてッス!俺、"イシダ ハルキ"って言うっす!ハルキでいいっすよ!君は?」
A「え、えと、秋元Aです」
ハルキ「Aっスね、覚えたっす!」
ハルキさんはそう言うと、私の手を掴んだ。
ハルキ「先輩として色々教えてくんで、以後よろしくっス!」
A「は、はい!先輩!」
ハルキ「ハルキでいいっすよ〜」
螺旋「はい!じゃあ改めて…レジ担当、鬼族の螺旋でーす!よろしくね、Aちゃん!」
螺旋ちゃんは大体私と同じくらいの身長のマゼンタカラーの長い髪をして、額に一本の角が生えている。
タチク「ボクはタチク。化け狸のタチクだよ。一応、厨房担当。」
こんな小さな体で料理できるのか…と思いながら私はタチクさんに頭を下げた。
本当に子供にしか見えない()
で、最後だが…
アレク「…」
何こいつ感じ悪っ!?一応仲間だぞ!?
ハルキ「あー、Aさん、アレクは人間嫌いなんス…」
アレク「でもハルキは優しいからいい」
A「ええぇ…」
ハルキ「こう見えても根は優しい一つ目小僧だからよろしく頼むっス。ちなみにアレクは予算担当っス。」
A「あ、はい…」
アレクとは仲良くなれないだろうなぁ…
店長「そしてぇッ!化け狐のこの妖怪亭の店長兼、皆んなの癒し係nグエッ」
タチク「そ れ 以 上 言 っ た ら 包 丁 で 刺 し ま す よ ? 店 長 ?」
店長「ごめんなさい…もうしません…」
みると店長さんはうつ伏せになってタチクにタチクと同じ大きさあたりの包丁を向けられている。
大丈夫なのだろうか…
そんなこんなで、明日から本格的に始めるということなので、私は先に帰った。
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午前の紅茶(プロフ) - 初コメ失礼します(・=・ )とてもおもしろいです!!続き楽しみにしてます!! (2019年6月13日 1時) (レス) id: 5367670020 (このIDを非表示/違反報告)
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