Ballad of the Phantom 2nd

85、宙視点 ページ35

宙｢おっ…｣

麗｢頑張れ…｣

今、シュナちゃんが寝返り練習中。

生後6ヶ月ぐらいで寝返りするらしいんだけど
すごく好奇心旺盛で
生後4ヶ月で寝返りをマスターしようとしている。

あと2ヶ月ぐらい後でも余裕あるんだけどな。笑

シュナ｢うぅ〜…｣

ドキドキ…ドキドキ

シュナ｢あ〜！｣

麗｢できたー！｣

宙｢やったー！｣

シュナちゃん初の寝返り！

麗｢シュナ頑張ったね！すごいね！｣

この姉さんの可愛がりよう。笑

元々、貴族たちの子どもを相手に
いろいろしてたからか、子どもが好きらしい。

麗｢もしかしてシュナって天才？｣

宙｢それは言い過ぎ。笑｣

政務の隙を見つけては
こうしてシュナちゃんに会いに来てる。

これは自分に子どもができたら
親バカを軽々と超えてしまいそう(´･_･`)

健水｢来たでー｣

宙｢兄さん！みんな！｣

真咲｢宙くん、元気そうだね｣

宙｢抜糸も終わって、めちゃくちゃ元気！｣

爽太郎｢何してたんですか？｣

麗｢シュナが初めて寝返り成功したの！｣

大弥｢本当ですか！すごいですね！｣

麗｢毎日、目まぐるしく成長してて
目が離せないわ。ずっと側にいたいぐらい。笑｣

健水｢こんなに愛されてシュナちゃん幸せやな｣

麗｢そうであって欲しいわ｣

姉さん、本当に幸せそう。

兄さんと姉さんとシュナちゃんを見てると
本当の親子みたいに見える。

近い将来、これと同じ絵を見ることになるのかな？

早く見たいな。

姉さんと兄さんと赤ちゃん…

シュナ｢あ〜｣

健水｢ほんまに可愛いな｣

麗｢笑顔が天使｣

大弥｢シュナちゃんは早く喋りたいみたいですね｣

爽太郎｢もっと賑やかになるね｣

真咲｢頑張れよ、お兄ちゃん｣

宙｢言い慣れ無さすぎて虫唾が…｣

爽太郎｢あははっ笑｣

たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん愛して、
たくさん愛されて、大きくなって欲しいな。

86、健水視点→←84、健水視点

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す