29、健水視点 ページ29
光黄｢そう言えば、
この間の内部通報どうなったの？｣
真咲｢内部通報？｣
なんやそれ。
怜生｢ほら、麗王女のところに
真夜中、密書が届いてるの知りませんか？｣
健水｢あー、なんか届いてたな？｣
来音｢あれのほとんどって内部通報なんですよ。
横領してるとか、裏で何かやってるとか｣
(´･_･`)oh......
なんか、やってることが予想外で言葉が出ん。
麗｢なんで3人は、そのことを知ってるの…｣
光黄｢内緒♪｣
麗｢…とりあえずは王様に説明して
会議中に乗り込んで犯人を突き出しました。
おかげで、また大臣の一人が追放に…
いい加減にして欲しいです｣
あー、やれやれ…みたいな感じで話してるのが
マジですごい。
その辺の王女は、こんなことせーへんで？
麗｢これも私の仕事。
これがあるから、今の権威を保てる。
どんな小さなことでも誰かのためになるのなら
私は努力を惜しまないわ｣
握っている手に力がこもった。
それだけ思いが強いんやんな。
怜生｢それだけ頑張ってるのは尊敬するけど
無理はするなよ。健水くんがいるんだし｣
麗｢…そうね｣
今の間は、なんやってんやろ…
｢あの、麗王女…｣
麗｢どうしたの？｣
｢王妃様がお呼びです…｣
麗｢わかったわ。
みなさん、このパーティを楽しんでくださいませ｣
って礼をして、俺の手を離して、その場を離れた。
健水｢大丈夫、なんかな…｣
光黄｢麗王女に、その気は無いけど
王妃側の人たちが敵視をやめないからね…
大丈夫だって本人は言うけど相当つらいと思うよ｣
麗は、いつも弱い部分を見せへん。
よーく見てたら見えるけど
ほんまに、よーく見なわからへん。
来音｢毎日、毒薬が運ばれるのも
どこで毒が混入したんか、わかってへんし
その犯人を探してる素振りもない。
心配してるんやけどなぁ…｣
トルヴィアノの王女やからって
これは、どう考えても良くない…
健水｢俺、行ってくるわ｣
大弥｢麗王女のところですか？｣
健水｢このまま知らんぷりなんてできひん｣
宙｢兄さん！｣
弟たちが止めるのを振り払って
麗の歩いて行った方へ走った。
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空井 奏音(プロフ) - あるぱかさん» コメントしていただけて、すごく嬉しいです(>_<)ありがとうございます！そんな風に言っていただけるとは…(TT)素敵な作品になるように頑張りますね！ (2020年1月2日 19時) (
レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
あるぱか(プロフ) - 急なコメント失礼します！ついに推しメインの作品を書いていただき、とても興奮しております！笑 健ちゃんの卒業発表があり号泣でしたが、この作品を読んだら笑顔になれました！風男塾のこれからとこの作品のこれからを楽しみにしてます！！ (2019年12月28日 1時) (レス) id: f96fc9fa91 (このIDを非表示/違反報告)
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