６話：見抜いた嘘 ページ6
『亜里沙？』
亜里沙【ええ、縁を切りましょう。】
張り詰めた亜里沙の声が聞こえた。
私は決断してしまっていた為、気楽に答えれた。
…やはり、バッサリしていなきゃ。
落ち着かない。
『どーも、じゃぁこれから、他人として宜しく』
亜里沙【これで、呪縛から…】
『じゃぁ次、浮気の方だね！』
私はそう言った。
すると、亜里沙から弱い【えぇ】と返事が返ってきた。
私は中原さんを見た。
『じゃぁ、カレカノ同士でどうぞ？
…って、私が持ってきた奴って設定だから私がやらなきゃいけないのか。』
中「は、はぁ？」
『嗚呼、気にしないで下さい。ただの独り言です』
私はそう言って、口を黙らせた。
後は亜里沙が宣言して、元の仲に戻る。
(はぁ…なんていい復讐…)
亜里沙【私、彼…敦くん、フってくるね】
中「そうか…。なぁ、1つ聞きてぇが良いか？」
亜里沙【なぁに？】
中「このー、須田って奴に本当に脅されてたんだ…よなぁ？」
亜里沙【当たり前じゃん…どうしたの？】
当たり前のように亜里沙はそう言った。
だが、中原さんは黙って此方を見ていた。
すると、頭を下げてきた。
何をしているのか聞こうとすると「すまねぇ」と言ってきた。
中「俺、見ちまったんだ……LINEトーク」
『！』
亜里沙【え？】
中「プライベートを見ちまって謝る。すまねぇ」
ふと、中原さんはそう言って居た。
だから頭を下げたのか。
…確かにLINE電話なら画面を小さくする事ができるし、トークも見れてしまう。
私は頭を上げてもらった。
でも、中原さんは気まずそうに目線を逸らしていた。
中「大体理解した…。仲良かったんだな」
『！ もう他人なので、仲良くありませんよ』
私はそう言った。
すると亜里沙は声を震わせた。
亜里沙【…ちゅ、うや…？】
中「すまねぇ…俺、亜里沙を信頼出来なくなりそうだ。別れてくれ」
亜里沙【そんなっ…違うの、だって！】
そこから見苦しい亜里沙の答弁が始まった。
私は全く頭に入らなかった。
…嘘に嘘を重ね、真実なんて1�世盧�ざってないから。
(本当に嘘をつく時は、真実を1割から3割ほど入れると良いのに…馬鹿だなぁ。)
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シグマざん(プロフ) - 朱鷺さん» こちらこそ、ありがとうございます (12月17日 16時) (
レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺 - かっ、神作をありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!✨ (12月17日 16時) (レス) @page46 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます！( * + ◇ +*)ｶﾞﾝﾊﾞｯﾀｿﾞ(` ≡ △ ≡’)ﾜｰｲ (2021年1月24日 4時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - やばいです毎回気持ち悪いぐらいニヤついて読んでますwwずっと応援ｼﾃﾏｽ(`≡△≡’)（なんかこの絵文字可愛くて気に入った） (2021年1月22日 23時) (レス) id: 877859fa3c (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます。なら、私はジャンプをしながら更新しましす(！？)お楽しみ下さい。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/
作成日時：2020年12月15日 3時
