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42話:名探偵に注意 ページ42

_次の日_


私は探偵社のドアをロックした。
すると中から「はーい」と声が聞こえたので、私は開けた。


『失礼します』


するとドアを開けて待ち構えていたのは、亜里沙だった。
亜里沙は私を見ると顔を歪めた、


亜里沙「はぁ?なんで貴方が此処に……っ」
『……ナオミさんは?』
亜里沙「教える訳ないでしょ?早く帰れ」

『うわわわ』


私は亜里沙に押し返されてしまった。
探偵社内は亜里沙と奥にお菓子を食べている男が居た。
そのくらいしか見れなかったが、人は少なかった。


『あ、えっと…どうしようかな』


(これは、来るタイミングはだめだったのかな?
電話を掛けるか?)


私はドアの前で少し悩んでいると、ふと「コッチコッチ」と声が聞こえた。


『?』


周りを見回すと、誰も居ない。
目を丸くするとまた声が聞こえた。


「ここ!」
『……あ』


窓に目を向けると、先程、お菓子を食べていた男が此方を見ていた。
名探偵の服装が似合う子だ。


「とっても災難だったねぇ。ソコじゃなくてココのドアなら入れるよー」
『誰でしょうか?』

「僕は江戸川乱歩。世界一、いや、宇宙一の名探偵さ!」


私はそんな事を聞きながら、名探偵さんに近づき、指を指したドアに触れた。

ガチャガチャ…


(開かない)


目線を開けると次は私の髪に指を指した。


江「ピッキングを見せてよ」
『…開けていいんでしょうか?』
江「僕が見てるんだし、もし僕が裏切っても君は嘘をつけるでしょ?」

『はぁ……まぁそうですね』


私は髪からヘアピンを取り、鍵穴に差した。
そしてガチャカチャ…と1秒弄ると開いた。

江戸川さんは、これを見せ物見たいにして「凄い凄い」と笑っていた。


『お邪魔します』


私は鍵を開け、中に入りドアを閉めた。
ふと、取っ手を見た。


(内側から開けれるじゃん……このやろ、試しやがったな…。
名探偵)

43話:名探偵の推理話→←41話:武装探偵社



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設定タグ:文スト , 愛され , 浮気   
作品ジャンル:恋愛
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シグマざん(プロフ) - 朱鷺さん» こちらこそ、ありがとうございます (12月17日 16時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺 - かっ、神作をありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!✨ (12月17日 16時) (レス) @page46 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます!( * + ◇ +*)ガンバッタゾ(` ≡ △ ≡’)ワーイ (2021年1月24日 4時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - やばいです毎回気持ち悪いぐらいニヤついて読んでますwwずっと応援シテマス(`≡△≡’)(なんかこの絵文字可愛くて気に入った) (2021年1月22日 23時) (レス) id: 877859fa3c (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます。なら、私はジャンプをしながら更新しましす(!?)お楽しみ下さい。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/  
作成日時:2020年12月15日 3時

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