３２話：フラグの回収率の速さ ページ32
そして、車の移動が終わり。
私達はパーティ内に入った。
私は雄一郎と一緒に、客のフリをする。
(ガードより、狙いに行った方が楽しいんだけどなぁ……)
雄一郎「コレ、美味しいっす！」
『そう。私も貰おうかな』
雄一郎「はい！」
まぁ、楽しむだけだ。
マフィアがしくじるなんて、基本的に無いだろう。
…そう、宿敵とかが居ないのなら。
太「あれ？須田ちゃん？」
『……太宰さん。どうして此処に？』
ふと、肩を叩かれ振り返ると太宰さんが居た。
太宰さんはﾆｺｯと笑い、隣の雄一郎を見た。
太「だぁれ？」
雄一郎「俺は雄一郎っす！ししょーの弟子っす！」
太「師匠…あー、あの中にいた子か」
『そう。私の1番の弟子。頼まれたから断れなかった』
太宰さんは雄一郎の周りをｸﾞﾙｯと周り、「ふーん」と何かを見ていた。
…そして私を見た。
太「眼鏡はいいのかい？」
『外せって言われた。目立ちたくなは無いんだけど…仕方ない』
雄一郎「何でですか！可愛いのに…勿体ないですよ！」
『可愛いとかどーでもいい。そうでしょ？人は中身だ。雄一郎も知ってるだろ』
雄一郎「うっ…でも見た目も一応入るんですよ」
(何処までも愚かだなぁ……カツアゲ彼女とかに当たらなければいいけど…)
私はケーキをﾊﾟｸｯと口に入れた。
太宰さんも「欲し〜」と言ってきたので、フォークを太宰さんに向けた。
太「？」
『要らないんですか？』
太宰さんはｷｮﾄﾝとして、目線を逸らしていた。
「だ、大胆…」と言葉を汚しながら、食べてくれた。
雄一郎は何も言わず、顔を赤くして様子を見ていた。
太「んー、美味しい」
『確かに。此処のお店を知りたいぐらいです』
雄一郎「……あの、それ関節キスっ…」
『知ってます。それがどうかしました？』
雄一郎「あ、え？…恥ずかしく無いんですか？」
雄一郎は声を少しづつ小さくして言っていた。
恥ずかしい。
んー、考えたことは無かった。
『キスくらい…どってことないです』
太「…へぇー…」
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シグマざん(プロフ) - 朱鷺さん» こちらこそ、ありがとうございます (12月17日 16時) (
レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺 - かっ、神作をありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!✨ (12月17日 16時) (レス) @page46 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます！( * + ◇ +*)ｶﾞﾝﾊﾞｯﾀｿﾞ(` ≡ △ ≡’)ﾜｰｲ (2021年1月24日 4時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - やばいです毎回気持ち悪いぐらいニヤついて読んでますwwずっと応援ｼﾃﾏｽ(`≡△≡’)（なんかこの絵文字可愛くて気に入った） (2021年1月22日 23時) (レス) id: 877859fa3c (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます。なら、私はジャンプをしながら更新しましす(！？)お楽しみ下さい。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/
作成日時：2020年12月15日 3時
