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(なぜ、こんな面倒なことになった)
1日この小娘と過ごせと?
仕事はどうなった。
それに小娘は答えを知っているのにどうして言わない。
言えないのなら言えるまで拷問するのが吉だ。
首領もその心はあるはずだ。
悶々と考えていると、バン!と隣の部屋から大きくドアが開いた。
目線を向けると金髪髪の女の子がこの部屋に入ってきた。
「あら、その子はだぁれ?」
『エリス…』
「…どうして私の名前を知ってるの?」
ふと、羅生門は自然と口を開けていた。
すぐにエリスにも自己紹介をすると、エリスは驚いた顔をして僕に向いてきた。
「アクタガワの異能力も生命体だったの?」
「違う。
何故か異能力が僕から分離したのだ。」
『なんか動けるようになったの!』
「…」
羅生門はニコニコ幼い顔をしてそう言った。
その表情豊かな所がエリスの心を射抜いたのか、ぎゅゅっと抱きしめていた。
『!…』
「羅生門!私と一緒に遊びましょう?」
『いいの!』
羅生門はキラキラした目をして喜んでいた。
ま、まて。
エリスの異変にも首領が気づいたのか「エリスちゃん?」と驚いていたが「いいじゃない、遊んでも」と行って2人はエリスが出てきた部屋に戻った。
ポツン…
僕達は取り残された。
流れが早く、呆気に取られていると、すぐに首領はこちらを見て「すまないね」と言ってきた。
「1時間くらい、羅生門くんを借りてもいいかな?」
「はい…」
___
__
_
『ご主人様!見て!!』
数分すると、羅生門は部屋から出てきた。
…女物のメイド服を着て。
思わず吹き出しそうになると、奥からエリスも出てきた。
「どうかしら?リンタロウ」
『えへへ、この服可愛いぃー!』
「可愛いよ!2人共!!」
首領は嬉しそうにカメラを手に2人を取っていた。
エリスが自分からメイド服を着るなんて今まで無かったことの感動に首領は涙を流し、エリスは羅生門に可愛いポーズを教え、羅生門は嬉しそうに学んでいた。。
「こうよ!」
『こ、こう?』
「エリスちゃんも、羅生門くんも、可愛いよぉ!」
「…」
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シグマ(プロフ) - ペネロッペさん» 閲覧ありがとうございます!はい、少し更新停止です。大体半分くらい書けたので少し物語の整理をしてからまた書き進めたいな…と!ゆっくりになりますがよろしくお願いします! (2022年11月2日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - サキさん» すみませんっ!気づかなくて返信遅れました。うふふ、どうなるかはこれからお楽しみ下さい。いつもありがとうございます! (2022年11月2日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ペネロッペ(プロフ) - こ…更新停止ですか……? (2022年11月1日 12時) (レス) @page27 id: 4e7520e5da (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 来るなと拒絶して捨てるのはいいけど乱歩さんの話聞いてた芥川君とツッコミたいですね愛してあげて抱きしめないと無理と言われてたのに太宰さんや森さんに叱られかねん対応ですね (2022年10月25日 8時) (レス) id: 4d7646cafb (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - サキさん» えへへ、ありがとうございます!凄く嬉しいッです!それに2回もコメントありがとう! (2022年10月15日 6時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//
作成日時:2022年9月24日 22時