紅い月とふわふわと (ページ6)

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5、本当に現実？ページ6

怜生視点

キコ｢何よ。
動物が喋っちゃダメなの？｣

毛繕いをしながら言う、キコ…？

怜生｢だって喋る動物とかありえないし…｣

キコ｢勝手に決めつけないで。
あなたも、たかが人間の1人でしょ？
周りの言う常識だけに囚われてどうするの。｣

動物のくせに口が達者…

真咲｢それで、なんで俺の部屋に…？
俺に何か用…？｣

キコ｢んー、そうね。用があるといえばあるし
ないと言えばない。ただ、なんとなくかな。｣

き、気まぐれでいらっしゃる…(´・ω・｀)

大弥｢俺たちに触られて嫌じゃなかった？｣

キコ｢優しく触ってくれたから平気。
それに撫でられるの好きなの。
小動物の特権よね♪｣

嬉しそう…(´・ω・｀)

爽太郎｢それでキコは、どこの子？
ご主人様がいるでしょ？首輪してるし。｣

キコ｢そのうち迎えに来ると思うから
わざわざ探さなくて良いよ。｣

健水｢でも家ないやん。どうするん？｣

キコ｢それは…お世話になります。｣

と、お礼をした相手は…

真咲｢俺!?｣

宙｢まぁ見つけたのは真咲だし。良いんじゃない？｣

真咲｢えぇ…チンチラの世話の仕方とか知らないし…｣

健水｢ま、頑張れ。笑｣

早く飼い主みつかんないかな…(´・ω・｀)