【l.u z】吐息王子と一緒に【歌い手男主】

39やけど ページ40

Aside


そして時は過ぎ…俺は朝早くからまふに叩き起こされて夢の国にいます。

陸のほうね。

カラオケ(笑)キャスから数日経ち、あの約束がいきなり果たされる事になりました。

開園待ちして入ったんやけど、今日は空いてるみたいで優先チケ取らずに頭につけるカチューシャ？を探しているみたいです。

俺は入園チケット入れられる首から下げるやつ欲しいからそこらへん物色中。

「みんな持ってきたー？」

「おう！」

「絶対俺が優勝やで」

「じゃあチキチキAに似合うカチューシャ選手権開催！」

「何しとるん？！」

「え？何ってAに似合うカチューシャ探してるだけだけど？」

なんでさも当然のように答えを返すなや！
俺はパスケースだけでいいんやけど…

「じゃあ俺から。Aにはこのチェシャが似合うと思う！猫耳！」

「おぉ、猫耳はポイント高いですなあ！」

「被り物だけどかわええ」

「次は僕ー！うさ耳のヘアバンド！勿論女の子のほうね」

「うさ耳もええな！」

「ねえなんで女の子なん？男の子のあるやん？」

「最後はお兄ちゃんやで。じゃじゃーんスタンダードにねず耳リボン！勿論女の子やで！」

「だからなんで勿論女の子なん？」

「あっやっばい、これ強い」

「いやもう王道だ」

「「悔しいけど優勝」」

「よっしゃー！買いに行こう！」

ねえなんで無視して決めたん…

俺も良さげなパスケース見つけたから買って来よ…

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