【l.u z】吐息王子と一緒に【歌い手男主】

21やけど ページ22

Aside


こうが俺を捕獲(?)したという連絡をそらるさんとまふにしている横で俺はぼんやりしていた。

ちょっと泣きそうになった(泣いたとは認めんから！)ので目元腫れてないかなーと心配。

電話するこうの横顔すっごい綺麗だ…
ほとんど一緒の顔だから、これは俺の自画自賛にもなってしまうん？いやいや、こうが綺麗なだけやし！と自分を納得させる。

「彼方さんも真冬もありがとうございました。今度はみんなで遊びましょ」

お、電話終わったん？
今度みんなで遊ぶのかー楽しみ。でもお説教されそうやん…楽しみやけど、行きたくなさもあるし複雑や。

「あのっ双子ですか？！」

へっ？

「2人ともカッコよすぎですねっ？」

「ハーフですか？？」

「これから一緒に飲み行きませんか〜？」

突然女の子達がいっぱい集まってきて喋りかけてきた。

えっ君達誰？！

いやに馴れ馴れしいな、こうの友達なん？
いくらこうの友達でもこういうのは嫌。人の迷惑考えない人嫌い。ほら、通ってる人邪魔そうにしてるし…

どうしたらええの！！！

「あっれ〜？2人ともこんなとこいたの？探したわ」

聞き覚えのある声…

「あっなっちゃん！」

天下の96猫様が！

＊＊＊
9.6猫(25)
本名:響希棗(ﾋﾋﾞｷﾅﾂﾒ)

※ご本人様とは何も関係ありません。

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